国際法(再掲)
https://http476386114.com/2023/11/24/%e5%9b%bd%e9%9a%9b%e6%b3%95/
『※ いろいろと、「難しいこと」が書いてある…。
※ それで、せめて、考え方の「枠組み」、「方向性」みたいなことを提示しておこうと思う…。
※ 「法」と他の「規範」「道徳」を分かつ本質は、「強制力」の有る無しだ…。
※ 「国内法」の場合、民事法だったら最終的には「強制執行」という形で、債務者の財産を国家権力によって換金し、強制的に支払わせる。
刑事法だったら、懲役、禁固(最近、拘禁刑というものに一本化されたらしい)、罰金などの国家権力を背景とした刑罰によって、その行為が抑止される。
※ しかし、国家間の行為の場合、「世界政府」みたいなものは成立していないんで、そういうわけにはいかない…。
※ 明示的に、「国家間で約束、文書の取り交し」して、「条約」という形式の「国家間の約束」とするか、大体どこの国家も納得している「国際慣習法」のレベルに達している「拘束力」に従うか、というような話しになる…。
※ 要するに、「強制力」という観点からは、「国際法」は、「国内法」の場合とは、ずいぶん話しが違っている…、ということになる。
※ 「国家間で約束したんだから、守れよな。」と強制を迫る場合も、守らない場合の手段としては、「報復措置」「対抗措置」「嫌がらせ」程度しか無い…、という話しとなる…。
※ ただし、国家としてそういう「ルール違反」を重ねていると、「札付き国家」となって、いろいろな「国家間の制度・枠組み」からハジかれて、徐々に「国力減退」「国力衰退」へと追い込まれて行く…、という話しにもなる…。
※ それが一番怖いんで、どの国家も、あまり「無法なこと」はやらない…、という話しになる…。
※ しかし、近時、そういうことも「辞さない」、「無法国家」がけっこう出るようになってきた…。そういう感じか…。』