対戦車ミサイルの需要が大きいインド、米国がJavelinの共同生産を提案

対戦車ミサイルの需要が大きいインド、米国がJavelinの共同生産を提案
https://grandfleet.info/indo-pacific-related/india-has-high-demand-for-anti-tank-missiles-us-proposes-joint-production-of-javelin/

『2024.06.25

Lockheed MartinはJavelinの生産量を年2,100発から年3,960発に増強する予定で、2023年9月にはポーランドとJavelinの共同生産で合意したばかりだが、India Todayは24日「米国がインドにJavelinの共同生産を申し出た」と報じた。

参考:US offers to co-produce shoulder-fired Javelin missiles with India
参考:India, US discussing co-production of Javelin anti-tank missiles

インドがポーランドに続きJavelinの生産に加わるかどうかが注目される

インド陸軍は3種類の携行式対戦車ミサイル(MILAN、Kornet-E/EM、Konkurs-M)を運用中で、旧式のMILANとKonkurs-Mは開発を進めているMPATGMで更新予定だったが、2019年4月にパキスタンとの間で国境紛争が勃発したためイスラエル製のSpike-MRを緊急調達した。
出典:Ministry of Defence/GODL-India MPATGM

DRDOとBharat Dynamicsが開発を進めているMPATGMは今年4月のテストで「インド陸軍の要求要件を完全に満たす」と確認され、インド陸軍による最終テスト経て量産化に入る予定だが、India Todayは24日「米国がインドにJavelinの共同生産を申し出た」「この提案は両国のハイレベル協議中に話し合われた」「米国はミサイルとランチャーをインドで共同生産することを提案しており、今後の協議で共同生産に参加するインド企業が選定される」と報じて注目を集めている。

この共同生産が実現するかどうかは不明だが、インド陸軍の対戦車ミサイルに対する需要は非常に大きく、実戦で能力が証明されていないMPATGMに依存するよりJavelinを併用した方が堅実で、ウクライナとロシアの戦争によって対戦車ミサイルの需要は急増しているため、この共同生産はインド企業にとっても武器輸出の面で魅力的だろう。

出典:Lockheed Martin

Lockheed MartinはJavelinの生産量を2026年までに年2,100発から年3,960発に増強する予定だが、依然として需要は供給を上回っており、2023年9月にJavelin Joint Venture(Lockheed MartinとRTXの合弁会社)とポーランドのPGZがJavelinの共同生産で合意したばかりだ。

ポーランドはJavelinと同様にSpikeシリーズの共同生産も行っているため、有事に備えて対戦車ミサイルの供給先を分散させているとも言え、これにインドが続くかどうかが注目される。

関連記事:ポーランド空軍強化の最終ピース、ボーイングがF-15EXの売り込みを開始
関連記事:米陸軍、今後3年間で最大1兆円分のジャベリンを購入する可能性
関連記事:ウクライナ支援で減少した米軍備蓄、ジャベリン7,000発の補充に最低でも3年
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Marine Corps photo by Cpl. Jennessa Davey
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投稿者: 航空万能論GF管理人 インド太平洋関連 コメント: 8 』

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『2024.06.25

Lockheed MartinはJavelinの生産量を年2,100発から年3,960発に増強する予定で、2023年9月にはポーランドとJavelinの共同生産で合意したばかりだが、India Todayは24日「米国がインドにJavelinの共同生産を申し出た」と報じた。

参考:US offers to co-produce shoulder-fired Javelin missiles with India
参考:India, US discussing co-production of Javelin anti-tank missiles

インドがポーランドに続きJavelinの生産に加わるかどうかが注目される

インド陸軍は3種類の携行式対戦車ミサイル(MILAN、Kornet-E/EM、Konkurs-M)を運用中で、旧式のMILANとKonkurs-Mは開発を進めているMPATGMで更新予定だったが、2019年4月にパキスタンとの間で国境紛争が勃発したためイスラエル製のSpike-MRを緊急調達した。
出典:Ministry of Defence/GODL-India MPATGM

DRDOとBharat Dynamicsが開発を進めているMPATGMは今年4月のテストで「インド陸軍の要求要件を完全に満たす」と確認され、インド陸軍による最終テスト経て量産化に入る予定だが、India Todayは24日「米国がインドにJavelinの共同生産を申し出た」「この提案は両国のハイレベル協議中に話し合われた」「米国はミサイルとランチャーをインドで共同生産することを提案しており、今後の協議で共同生産に参加するインド企業が選定される」と報じて注目を集めている。

この共同生産が実現するかどうかは不明だが、インド陸軍の対戦車ミサイルに対する需要は非常に大きく、実戦で能力が証明されていないMPATGMに依存するよりJavelinを併用した方が堅実で、ウクライナとロシアの戦争によって対戦車ミサイルの需要は急増しているため、この共同生産はインド企業にとっても武器輸出の面で魅力的だろう。

出典:Lockheed Martin

Lockheed MartinはJavelinの生産量を2026年までに年2,100発から年3,960発に増強する予定だが、依然として需要は供給を上回っており、2023年9月にJavelin Joint Venture(Lockheed MartinとRTXの合弁会社)とポーランドのPGZがJavelinの共同生産で合意したばかりだ。

ポーランドはJavelinと同様にSpikeシリーズの共同生産も行っているため、有事に備えて対戦車ミサイルの供給先を分散させているとも言え、これにインドが続くかどうかが注目される。

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※アイキャッチ画像の出典:U.S. Marine Corps photo by Cpl. Jennessa Davey
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投稿者: 航空万能論GF管理人 インド太平洋関連 コメント: 8 』