中国の工業生産、5月5.6%増 新エネルギー車など好調
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM149B10U4A610C2000000/
『2024年6月17日 11:37
【北京=塩崎健太郎】中国国家統計局が17日発表した5月の工業生産は前年同月を5.6%上回った。伸び率は4月の6.7%から鈍化した。新エネルギー車や3Dプリンターなどが好調だった。
主要産品の生産量をみると新エネ車は33.6%増だった。3Dプリンター設備は36.3%増えた。集積回路も17.3%と伸びた。
百貨店やスーパーの売り上げ、インターネット販売を合計した社会消費品小売総額(小売売上高)は3….
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『百貨店やスーパーの売り上げ、インターネット販売を合計した社会消費品小売総額(小売売上高)は3.7%増加した。伸び率は4月の2.3%から拡大した。全体の1割を占める飲食店収入が5.0%増えた。
2023年は4月30日〜5月4日だった労働節の連休が24年は5月1日〜5日だったことが消費が拡大した一因だ。
1〜5月の固定資産投資は前年同期比4.0%増えた。伸び率は1〜4月の4.2%から鈍化した。国有企業が恩恵を受けやすいインフラ投資は5.7%増だった。民間企業の投資は0.1%増にとどまった。
1〜5月のマンションなど不動産開発投資は10.1%減だった。新築販売面積は20.3%減った。販売不振が続き新たな開発投資も低迷している。中国政府が5月17日に発表した地方政府による在庫住宅の買い取りなど不動産関連の追加対策の効果は見えない。
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西村友作
中国対外経済貿易大学国際経済研究院 教授
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ひとこと解説中国は製造業の強化を進めており、その効果が数字にも出ています。
製造業は前年同期比6.0%増で、中でもハイテク製造が同10.0%増と高い伸びを示しています。
また、製品別にみると、3Dプリンターが同36.3%増、新エネルギー車が同33.6%増、集積回路製品が同17.3%増となっています。
企業別では、民間企業が同5.9%増と、国有企業の同3.6%増を上回っています。
民間企業の投資は0.1%増でしたが、不振の不動産を除けばプラスです。
中国政府は、過度な不動産依存を解消したいと考えているので、今後も不動産開発投資が以前のような高い水準で伸びることは無いと思います。
2024年6月17日 12:39 』