異変テスラ、消えた2000万台構想 転機の「マスク流」
https://www.nikkei.com/telling/DGXZTS00010820X00C24A6000000/
『2024年6月10日 5:00
米テスラに異変が起きている。
起業家のイーロン・マスク氏は倒産危機を乗り越えながら、創業から20年間でテスラを電気自動車(EV)世界首位に育てた。
自動車株の時価総額でもトヨタ自動車を上回ってトップになったが、商品戦略の誤算や中国勢の台頭で成長の踊り場に直面した。
テスラは13日の株主総会でマスク氏への巨額報酬案承認を目指すが、反対の声は少なくない。マスク氏の先見性や実行力に依存してきたテスラは転機を迎えている。
5月23日にテスラが発表した最新の投資家向けリポート。過去2年は必ず掲載していた数字が削除された。「2030年までに年間2000万台の車両を納入する」という目標だ。
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『INDEX
TOPIC1
消えた2000万台構想
TOPIC2
誤算の中国
TOPIC3
「モーレツ組織」に疑心暗鬼の芽
TOPIC4
異形ガバナンスと巨額報酬
TOPIC5
AI・自動運転に懸ける 』