韓国南東沖に「石油・ガス埋蔵の可能性」 尹大統領が表明
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM033CA0T00C24A6000000/

※ 今日は、こんな所で…。
『2024年6月3日 13:21 (2024年6月3日 21:18更新)
【ソウル=藤田哲哉】韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は3日、韓国南東部の慶尚北道浦項(ポハン)沖の日本海に大量の天然ガスや石油が埋蔵されている可能性があると明らかにした。「140億バレルに達する石油・ガスが埋蔵されている可能性が非常に高いとの調査結果が出た」と述べた。近く試掘作業を開始する。
尹氏は埋蔵量について「韓国全体で天然ガスは最大29年、石油は最大4年以上使える量だと判断している」…
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『政府が米国の民間企業に依頼し、周辺海域を調査してきたという。
埋蔵量が140億バレルあるとした場合、この資源価値は約2255兆ウォン(約256兆円)にのぼるという。同国を代表するサムスン電子の時価総額は451兆ウォンであることから、5倍に相当する。
尹氏は3日午前、龍山(ヨンサン)大統領室で就任後初の国政ブリーフィングを開いた。「昨年2月、東海(日本海)ガス田周辺にさらに多くの石油ガス田が存在する可能性が高いという判断の下、世界最高水準の深海技術の専門企業に分析を依頼した」と発表した。
尹氏は産業通商資源省の探査ボーリング計画を承認し、2025年上半期までに一定の結果が出るとして「国民の皆様は落ち着いてボーリング結果を見守ってほしい」と働きかけた。
韓国の聯合ニュースによると、安徳根(アン・ドクグン)産業通商資源相は埋蔵量の「4分の3は天然ガス、4分の1が石油と推定される」と説明した。27年ごろに本格的な工事に着手し、35年ごろ商業化するとの見方を示した。
韓国は1990年代に日本海で4500万バレル規模のガス田を発見し、2021年まで商業生産を行ったことがある。』