韓国メディア「我が国は資源輸入国であるのに確保できている鉱物が少なすぎる……

韓国メディア「我が国は資源輸入国であるのに確保できている鉱物が少なすぎる……日本の1/4水準だ」……こっち見ないでもらっていいですかね: 楽韓Web
https://rakukan.net/article/503473663.html

『2024年05月28日

韓国の核心鉱物鉱山数、日本の4分の1水準…供給網リスクの可能性(中央日報)

韓国経済人協会がスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のグローバルマーケットインテリジェンスデータを分析した結果によると、2022年基準で韓国企業が権益を保有する内外の核心鉱物鉱山数は36件と集計された。

韓国企業の核心鉱物鉱山は自国内の資源賦存量が不足する日本の134件の4分の1水準だ。中国企業の鉱山1992件、米国企業の1976件と集計された。

帰属生産量の割合もまた日本が高かった。日本企業は核心鉱物7種類のうち、銅(4.1%)、亜鉛(3.0%)、鉛(2.8%)、鉄鉱石(3.0%)、ニッケル(1.7%)、コバルト(2.0%)の帰属生産量の割合が1%を上回った。

韓国は二次産業核心鉱物の特定国への依存度も高かった。二次電池の核心鉱物である硫酸ニッケルの場合、フィンランドからの輸入の割合が68.2%と調査された。酸化リチウムと水酸化リチウムは中国への依存度が87.9%に達した。酸化コバルトと水酸化コバルトも中国から輸入する割合が72.8%と高かった。
(引用ここまで)

 韓国の資源確保に取り組みかたが甘いのではないか、とする中央日報のニュース。

 これ、エネルギーでも同様にやってましたね。
 日本は自国企業だけでエネルギーを40%以上確保しているのに、韓国は12%ほど、しかも減り続けているっていう。

韓国メディア「日本は自国企業の所有する資源でエネルギーを40%以上確保できているのに、韓国は12%だけ……しかも7年間で減ってすらいる」(楽韓Web過去エントリ)

 エネルギー云々の際にも語ったのですが、韓国は政権によって方針がぶれぶれになるので一貫した政策が取れない。

 イ・ミョンバク政権では海外の資源を買いあさっていたのですが。

 パク・クネ政権ではそれが取りやめになり。

 ムン・ジェイン政権では「イ・ミョンバクは悪」との認定の下、むしろ権益を売り払う方向になっていたわけです。

イ・ミョンバク憎さに資源外交を白紙に戻したムン・ジェイン、資源高騰で慌てて売却を止めようとするものの……(楽韓Web過去エントリ)

 産業通商資源部(省に相当)もこんなんじゃ一貫した方向性とか持てませんわな。

 韓国では大統領の権限がとてつもないものとなっているので、どれほど省庁・官僚が「この方針がベターです」って説明しても「いや、こっちで行く」って言われたら「……じゃあそれで」ってやるしかないのですね。

 当然のように民間企業は大統領の意向に逆らうことはできない。

 大統領の怒りを買ったらサムスン電子会長のイ・ジェヨンのように収監されるまである。

 そうして迷走してきた結果が現在の「サプライチェーンが薄くて話にならない」状況なわけです。

 日本も失敗を繰り返してきてどうにかこうにか積み上げてきた数字ではありますけどね。

 最近でも住友商事のアンバトビーのニッケル鉱山はどうなってんだって話なんですが(ちなみにアンバトビーには韓国の資源開発公社も参画してます)。
 株主(100株)としてもぶーぶー言わせてもらいますわ。

 まあ、韓国に関してはそうした開発に携わってきている歴史が違いすぎるのでこっち見んなって話ではあります。

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