第二次トランプ政権の対支政策を占う新刊が出る。

第二次トランプ政権の対支政策を占う新刊が出る。
https://st2019.site/?p=22063

『Francis P. Sempa 記者による2024-4-26記事「Does a New Book on the China Threat Preview a Second Trump Presidency?」。

    第二次トランプ政権の対支政策を占う新刊が出る。

 退役海軍将校で情報畑を歩んできたジェイムズ・ファネルと、反中国シンクタンク創設者のブラドリー・セイヤーの共著。

その前書きは、スティーヴ・バノンが寄せている。

版元は、「ウォー・ルーム・ブックス」。ちなみにバノンのポッドキャスト番組名が「ウォー・ルーム」である。ファネルもセイヤーもその番組によくゲストとして招かれて喋っていた。

 本書は、ソ連消滅以降の米国の対支政策はキチガイ沙汰の自殺行為戦略であったと指弾する。

 彼らは、「中国との第2次冷戦」に米国は勝たねばならないと主張する。

 対ソ冷戦後半の20年間に中共とつるんだのは、利巧な戦略だった。問題は、その後だった。

 この二人組の突出した主張。米国は、日本と韓国と台湾に、核兵器を与えるべきだと。
 彼らは自讃する。これは「新トルーマン・ドクトリン」だと。中共と対立するすべての勢力を米国は援助すべきなのだ。
 中共の弔鐘を鳴らせ、と。』