フィッチ、中国の格付け見通し「ネガティブ」に下げ

フィッチ、中国の格付け見通し「ネガティブ」に下げ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM104F10Q4A410C2000000/

『2024年4月10日 13:32

【上海=土居倫之】格付け会社フィッチ・レーティングスは10日、中国の信用格付けの見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。中国の財政リスクが高まっているため。格付け自体は最上位から5番目の「シングルAプラス」で据え置いた。

フィッチは2024年の中国の国内総生産(GDP)に対する財政赤字比率が23年の5.8%から7.1%に高まると予測した。フィッチは「今後数年間、財政政策が経済成長を支え…

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『フィッチは「今後数年間、財政政策が経済成長を支える上で重要になる可能性が高まっており、債務が安定的に増加する」とした。

中国財政省は10日、「フィッチによる見通し引き下げは非常に残念。フィッチの格付け手法には、財政政策が経済成長を推進し、レバレッジ比率(負債比率)を安定させる前向きな効果が反映されていない」とのコメントを発表した。

中国の格付けを巡っては、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが23年12月5日に、格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更している。格付け自体は「A1」(シングルAプラス相当)としている。

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