米中、軍事海洋協議を再開 偶発的衝突の回避へ対話
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN05E5Y0V00C24A4000000/
『2024年4月5日 23:56 (2024年4月6日 10:43更新)
【ワシントン=飛田臨太郎、北京=田島如生】米中両政府は3〜4日、海軍が中心となって海洋安全保障を話し合う協議(MMCA)をハワイ州ホノルルで開催した。米インド太平洋軍が発表した。偶発的な衝突を回避するための対話の場が本格的に再開した。
「軍事海洋協議協定」に基づく作業部会として開いた。バイデン大統領と習近平(シー・ジンピン)国家主席が2023年11月の首脳会談で再開すると合意した軍同士の対話の枠…
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『22年8月にペロシ米下院議長(当時)が台湾を訪問したのに中国側が反発し、その後の協議を拒否していた。
米代表団のイアン・フランシス氏(米インド太平洋軍北東アジア政策局長)は声明で「中国軍とのオープンで直接的なコミュニケーションは事故や誤解を避けるために最も重要だ」と強調した。
中国国防省によると、中国側は米軍による台湾海峡や南シナ海への艦船や航空機の派遣に反発した。
「航行と飛行の自由の名のもとに中国の主権と安全保障を危うくするいかなる行為にも断固反対する」と表明。「中国軍は法に基づいてあらゆる危険で挑発的な行為に対応し、領土主権と海洋権益を守り、地域の平和を維持する」と強調した。
過去数年、空域や海域では両軍の軍用機や艦艇が異常接近するなどの事案が発生した。両軍が遭遇した際の安全な運用を話し合った。国防総省によると、両軍から18人がそれぞれ参加した。
南シナ海では中国船がフィリピンの船に放水銃を発射するなどの妨害行為を繰り返す。台湾周辺でも中国軍による威圧的行為が続く。
一方、米側の説明によると、中国軍が米軍に異常接近するなどの危険な事案は23年11月の首脳会談後に減っている。』