「紅麹」有毒成分、カビが外部混入か 23年製造3割で検出
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF049C60U4A400C2000000/
『2024年4月5日 5:00
【この記事のポイント】
・「プベルル酸」とみられる成分が3割のロットから
・検出された原料は、いずれも同じ菌株から培養
・工場はすでに閉鎖、生産環境の再現は難しく
小林製薬が製造した「紅麹(こうじ)」原料を含む機能性表示食品による健康被害問題は、最初の症例報告から2カ月半が経過しても全容は解明できていない。青カビ由来の有毒物質で健康被害の原因の可能性が指摘される「プベルル酸」とみられる成分は2023年に…』
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柯 隆
東京財団政策研究所 主席研究員
分析・考察
普通の食品加工工場は無菌工場のはずである。東大名誉教授の方は外気から入った可能性が高いと指摘して、それを聞いて信じられなかった。この会社の工場はどのような設計になっているのか。製薬会社だから本来きちんとしているはずだと思っていた。いずれにせよ、原因を早く特定してほしい。さもなければ、ほかのサプリメントも風評被害を受ける恐れがある
2024年4月5日 7:33 』