EU、太陽光発電で中国企業調査 補助金で競争阻害の疑い

EU、太陽光発電で中国企業調査 補助金で競争阻害の疑い
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR0401Q0U4A400C2000000/

『2024年4月4日 6:18

【ブリュッセル=辻隆史】欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は3日、中国の太陽光発電関連企業2社への同国政府の補助金を巡り、EU域内市場の競争が阻害されているおそれがあるとして調査を始めた。

EUは外国の補助金を得る企業による域内の公共調達への規制を導入しており、問題視した。

調査対象となったのは、中国の太陽光パネル大手ロンジソーラーと重電大手の上海電気集団の子会社。両企業のコンソーシアムが…

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『調査対象となったのは、中国の太陽光パネル大手ロンジソーラーと重電大手の上海電気集団の子会社。両企業のコンソーシアムがルーマニアの太陽光発電施設の設計や建設などに関する入札に参加している。

調査の結果、問題が認められれば2社が入札から排除させられる可能性がある。欧州委は2月にも中国の鉄道車両メーカーに対し、同規制に基づく調査を開始。同社が入札から撤退した経緯がある。

ブルトン欧州委員(域内市場担当)は3日の声明で「太陽光パネルは欧州にとって戦略的に重要だ。企業の公平な事業展開を保証することで、経済安全保障と競争力を維持する」と主張した。

EUは電気自動車(EV)や再生可能エネルギーの大規模な導入を推進するが、域内市場では安価な中国企業製品に勢いがある。EUの加盟国や企業は域内の産業競争力を弱めるとして欧州委に対策を求めている。』