並木書房の新刊『自転車で勝てた戦争があった――サイクルアーミーと新軍事モビリティ』は5月の連休明けに書店販売となります。
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『2024/03/30/ 06:22 / 兵頭二十八
ネット予約は4月から可能になるそうです。ねだんは1800円台でしょう。
表紙カバーの袖の売り文句は、こんな感じになると思います(じっさいとは違います)。
――先の大戦での戦没日本兵165万人のうち37%を占めているとすらいわれる《広義の餓死者》。
だが、1950年代のベトナム兵たちが主用したような「押して歩く自転車」を、兵糧輸送と患者後送の手段として役立てる着想さえあったなら、その餓死者数はゼロにおさえられた可能性があると著者は説く。
ではなぜ帝国陸軍のエリート参謀たちにはそれができなかったのか? これまで誰も答えてくれなかった「そもそも」の疑問を、本書はひとつひとつ解き明かす。古今の自転車技術を探り、《追試実験》によって確かめられた真実……。日本兵は“餓死”する必要はなかった!
このチャレンジングな難しい企画にご協力を賜りました皆々様方に、あらためましてこの場で謹んで御礼を申し上げます。
ありがとうございました!』