IMF元幹部、中国の不動産不況「長く続く」供給過剰で

IMF元幹部、中国の不動産不況「長く続く」供給過剰で
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM2884U0Y4A320C2000000/

 ※ Copilotに聞いたところ、朱民氏は、「中国共産党党員」だそうだ。

 ※ 「朱民氏は、中国共産党の指導の下で、国際的な金融安定と発展に向けて貢献しています。」ということだ…。

『2024年3月28日 17:43

博鰲(ボーアオ、中国海南省)=土居倫之】国際通貨基金(IMF)元副専務理事の朱民氏は28日、中国の不動産市場について「構造調整は非常に長く続く」と述べた。不動産不況の短期での収束は難しいとの見解を示した。

アジアを中心に政財界の要人が集まる博鰲アジアフォーラムで日本経済新聞などの共同取材に応じた。

朱氏は「人口減少や高齢化などの需要変化のなかで、中国不動産は供給過剰に陥っている」とした。「中国…

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『朱氏は「人口減少や高齢化などの需要変化のなかで、中国不動産は供給過剰に陥っている」とした。「中国の1人当たりの住宅面積は42平方メートルで、すでに世界的に高い水準にある」と指摘した。

「中国の不動産は供給過剰であり、その構造調整は、非常に長く続くことを理解しなければならない」と厳しい見方を明らかにした。

政府には、新築住宅に集中した政策を見直し、長期で安心して住める賃貸住宅の整備など抜本的な政策転換を促した。』

『一方、中国経済の最大の焦点である金融システム危機については「発生しない」と可能性を否定した。

朱氏は、海南省を拠点とする複合企業、海航集団(HNAグループ)や積極的な海外投資で債務を膨らませた安邦保険集団の破綻処理を例に挙げ、「中国はこうした企業を処理する能力がある。一部の企業に関する悪いニュースを聞いても、心配する必要はない」と自信を示した。』

『中国の倪虹・住宅都市農村建設相は全国人民代表大会(全人代、国会に相当)期間中の記者会見で「重大な債務超過に陥り経営が困難となった企業は、破産すべきは破産し、再編すべきものは再編すべきだ」と述べた。経営状態が深刻な不動産企業に今後厳しい対応を取る方針を示唆している。』