台湾女性、摂取後に腎不全　小林製薬の紅麹
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB28CQO0Y4A320C2000000/

『2024年3月28日 21:50

【台北=共同】台湾メディアは28日、台湾の業者が小林製薬の「紅麹（こうじ）」を原料に製造したサプリメントを摂取していた台湾南部・高雄市の70歳の女性が昨年、急性腎不全と診断されていたと伝えた。衛生当局は、現時点では因果関係は不明とする一方、調査に協力する方針を示した。

台湾紙、聯合報（電子版）などによると、女性は3〜4年前から、小林製薬の紅麹を原料に台湾の健康食品メーカー「大医生技」が製造したサプリを摂取。昨年3月から下痢や食欲不振などの症状が出たため受診したところ、急性腎不全と診断された。女性は透析を受けているという。

大医生技は家族から事案の報告を受け、対応に当たっていると説明。製品は既に自主回収していると強調した。』