印モディ首相の静かな後継争い 側近か強硬派聖職者か

印モディ首相の静かな後継争い 側近か強硬派聖職者か
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD084GH0Y4A300C2000000/

 ※ まず、「75才定年制」が、単なる「政党の内規」にすぎないことを、押さえておこう。

 ※ それが、すんなり「適用」されるのか自体が、不確定な話しだ…。

『2024年3月27日 5:00

think!多様な観点からニュースを考える
渡部恒雄さんの投稿渡部恒雄

4月に投票が始まるインドの次期総選挙では、ナレンドラ・モディ首相(73)率いる与党・インド人民党(BJP)の「3連覇」が濃厚となってきた。

ただ同首相が選挙に勝って続投を決めれば、モディ首相は3期目途中の2025年9月に党が定めた75歳の「定年」を迎える。

党内外での「モディ1強」状態もあり、これまでは議論に上ることが少なかった後継首相人事を巡り、さまざまな予想や臆測が流れ始めた。

モディ氏、党規約の〝定年〟まであと1年半

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『モディ氏、党規約の〝定年〟まであと1年半

与党BJPでは75歳以上の政治家には選挙で党の公認を与えず、党・政府の役職にも就けないという内規を定めている。

過去には財務相や外相を務めたベテラン政治家ジャスワント・シン氏が76歳で引退。

IT(情報技術)都市ベンガルールを州都に持つ南部カルナタカ州の元首相(県知事に相当)、B・S・イエデュラッパ氏も78歳で第一線を退いた。

ただ、同氏はBJPが重視する地域の有力カースト指導者ということもあり、81歳の今も例外的に党の最高意思決定機関である「議会幹部会議」のメンバーに就いている。

これまでのメディア報道や現地の研究者、政治ウオッチャーの見解を総合すると、モディ氏の後継者としては北西部グジャラート州時代から40年以上にわたってモディ氏を支えた最側近のアミット・シャー内相(59)と、人口2億人超の最大州・ウッタルプラデシュ州の首相でヒンズー聖職者出身のヨギ・アディティヤナート氏(51)の2人が有力候補と目されている。

このほか、BJP総裁も務めた政策通として知られるニティン・ガドカリ道路交通相(66)や、商都ムンバイを擁する西部マハラシュトラ州の州首相を務めたデベンドラ・ファドナビス氏(53)らの名前も挙がっている。

ポスト「モディ」候補の顔ぶれを見てみよう。』

『 多様な観点からニュースを考える

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渡部恒雄のアバター
渡部恒雄
笹川平和財団 上席研究員

別の視点

モディ氏は、故安倍首相を除けば、おそらくトランプ元大統領と最も緊密な関係を築いた外国首脳です。

もし、次の米国大統領がトランプ氏ということになれば、否応なく続投を望む声が高まるのではないでしょうか。

トランプ氏最側近の一人で、インド系アメリカ人のカシュ・パテル元国防長官代行首席補佐官は、以下にリンクを貼る2月3日付の「ヒンドゥスタンタイムズ」のインタビューに応え、前トランプ政権時にトランプ・モディ関係は極めて緊密だったと指摘し、もしトランプ氏が大統領になれば、緊密な協力関係が続くことを示唆しています。

https://www.hindustantimes.com/world-news/-trump-and-modi-have-profound-mutual-respect-agree-on-china-and-terror-101706867940770.html

2024年3月27日 11:00 』