石油製品は、どうやってできるの?
https://oil-info.ieej.or.jp/whats_sekiyu/1-11.html
※ 「揮発油」という語を、聞いたことはあるだろう?
※ 原油を加熱すると、原油に含まれている「成分」が、「揮発」する。
※ そして、「揮発しやすさ」によって、「分離」することができる。
※ これが、「精製」だ。
※ 最も「揮発しやすい(≒爆発しやすい)」のが、ガソリン・ナフサ。
※ 次が、ケロシン(航空燃料となる)・灯油。
※ 次が、軽油(ディーゼルエンジンの燃料となる)。
※ 最後に残るのが、アスファルトだ。
※ 過熱して、揮発させて精製するので、ガソリンだけ、軽油だけ生産するということは、できない。
※ 自動車の燃料を生産しようとして、原油を精製すると、必ず一定数量のアスファルトも、できてしまう…。
※ それで、せっせと「道路を舗装している」わけさ…。
※ 頻繁に、ほっくり返しては、舗装し直しているだろう?


『 製油所でつくられる石油製品
原油を精製して石油製品をつくる工場を「製油所」といいます。日本にはこうした製油所が20ヶ所(平成26年3月末)あります。
原油を精製すると、いろんな種類の石油製品ができます。
製油所に運ばれてきた原油は、蒸留装置や分解装置によって、ガソリン、灯油、軽油、重油などのさまざまな石油製品に生まれ変わります。
高さが50メートルもある蒸留塔の中に、加熱炉で350度に熱した原油が吹き込まれ、沸点の差によって各種石油留分に分けられていくのです。』