日銀総裁、政策修正「総合的に判断」 物価2%台は定着
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB116NS0R10C24A3000000/
『2024年3月12日 19:31
参院財政金融委で答弁する日銀の植田総裁(12日)
日銀の植田和男総裁は12日の参院財政金融委員会に出席した。18?19日に開く金融政策決定会合に向けて「今週、追加的なデータや情報が入ってくると思う」と指摘した。その上で「総合的に判断、点検し、適切な判断をくだしていきたい」と述べた。
既に物価上昇率は2%台が定着し、その要因も原材料高から人件費を反映しやすいサービス価格によるものへ変化しつつある。植田総裁は2月の国会でも、国内経済がインフレの状態
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『植田総裁の12日の発言は、13日の大企業による集中回答や15日の連合による回答結果の1次集計など春季労使交渉の結果などを見極め、マイナス金利政策解除の是非を最終的に判断する考えを示したものだ。植田総裁は12日「賃金と物価の好循環がどのくらいうまく回っているかを点検している」とも語った。』