習近平政権が目指す「強大な通貨」 台湾有事も視野か

習近平政権が目指す「強大な通貨」 台湾有事も視野か
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM100AD0Q4A210C2000000/

『「強大な通貨を持たねばならない」。1月16日、中国共産党の金融に関する専門研究班の発足式で、習近平(シー・ジンピン)党総書記(国家主席)は強調した。国際市場で大きな存在感を見せる「金融強国」になるため、人民元の国際化を重視する姿勢を示した。
人民元、資源国で存在感

中国はブラジルや中東などとドルを介さない2国間通貨での取引を広げてきた。ウクライナ侵攻で米欧日の金融制裁を受けるロシアでは、原油取引…

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