北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:H3ロケット試験機2号機が打ち上げ成功
https://nappi11.livedoor.blog/archives/5504330.html



『日本時間2024年2月17日午前9時22分55秒、H3ロケット試験機2号機が種子島宇宙センターから打ち上げられ成功した。昨年3月7日の初号機第2段エンジン着火失敗からの再挑戦だった。
H3は基幹ロケット「H2A」の後継。宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業が共同で開発してきた。
世界で拡大する衛星打ち上げ需要をねらい、高性能かつ低コスト化をめざして開発してきた。打ち上げ費用をH2Aの半額の50億円に抑える目標を掲げる。2号機は全長57メートル。初号機と同じくLE9エンジン2基、固体ロケットブースター2本、衛星のカバーは長さが違う2種類のうち短いタイプで打ち上げる。
20240216-00000049-asahi-000-7-view
初号機は昨年3月、第2段エンジンが着火せず打ち上げに失敗した。原因究明の結果、第2段エンジンの点火装置の部品の改良など必要な対策を取った。 H2Aは50号機までで引退し、H3が引き継ぐ計画。2024年1月に48号機の打ち上げを終えたH2Aは、残り2機となっている。
ロケットは、「液体燃料ロケット」と「固体燃料ロケット」に大別される。
H3は、液体燃料ロケット。液体の燃料をパイプで送り込むため、水道の蛇口を開け閉めするように、エンジンを噴かしたり弱めたりする調整がしやすい。ロケットを軽量化できるメリットもあり、大型ロケットはすべてこのタイプだ。
一方、燃料を混ぜて固めたものが固体燃料ロケット。花火のように一度点火すると燃え続けるため制御や大型化は難しいが、同じサイズの液体燃料ロケットよりも大きな力を生み出せる。打ち上げ直前まで燃料を注入する液体燃料と違い、あらかじめ燃料を詰めた状態で保管でき、取り扱いが便利。開発も比較的容易で信頼性は高い。
FireShot Webpage Screenshot #1282 – ‘
「うまく行ってるロケットはガスを生み出す燃料は、H3の場合は液体水素を使う。
ただ、これだけでは燃えない。宇宙には空気がないため、燃やすための酸化剤として液体酸素を大量に載せていく。
ロケットで最も重くて大きな容積を占めるのが、これらの燃料。H3は1段目だけで液体の酸素と水素を200トン以上搭載。
アフリカゾウ30頭以上の重さの燃料を約5分で燃やし、宇宙に到達する計算だ。参照記事 参照記事 参照記事』