中国大手銀行前頭取に死刑判決 猶予付き、収賄罪などで

中国大手銀行前頭取に死刑判決 猶予付き、収賄罪などで
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB05AXL0V00C24A2000000/

『【北京=共同】中国湖南省常徳市の中級人民法院(地裁)は5日、違法に計5億元(約103億円)超を得ていたとして、収賄などの罪で銀行大手、招商銀行の田恵宇前頭取に執行猶予2年の付いた死刑判決を言い渡した。国営通信新華社が報じた。

判決によると、田前頭取は招商銀行の頭取などを歴任していた期間に、規定に違反して職権を乱用し、インサイダー取引などを行い計2億9千万元余りの利益を得ていたほか、2億1千万元超相当の財物も受け取っていた。裁判所は「社会へ与えた影響は極めて悪く、国家と人民にも重大な損失を与えた」とした。

香港メディアによると、田前頭取は王岐山前国家副主席が中国建設銀行で頭取を務めた時代に秘書役だった。招商銀行は2022年4月に頭取辞任を発表。その後、共産党党籍と公職を剝奪されて、逮捕・起訴されていた。

共産党中央規律検査委員会は5日、貴州省トップだった孫志剛・元同省党委員会書記が、違法に巨額の財物を受け取り、重大な規律・法律違反をしたとして党籍を剝奪し、今後立件することを決めたと発表した。 』