中国、豪州人作家に執行猶予付き死刑判決 スパイ容疑

中国、豪州人作家に執行猶予付き死刑判決 スパイ容疑
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM052WO0V00C24A2000000/

 ※ 外国人が、日本国内で犯罪を犯せば、「日本法で裁かれる」(カルロス・ゴーン氏は、日本国内の背任罪に問われた)。

 ※ それと同じように、豪州国籍人でも、中国国内で犯罪を犯せば、中国国内法で裁かれる…。

『【シドニー=今橋瑠璃華、北京=田島如生】オーストラリアのウォン外相は5日、中国が2019年から拘束している中国系豪州人作家、楊恒均氏に執行猶予付きの死刑判決を下したと発表した。同氏は中国からスパイ罪を犯したと認定された。執行猶予は2年間で減刑される可能性もある。

北京市第2中級人民法院(地裁)は5日、楊氏がスパイ罪を犯したと認定し、死刑判決と個人財産の没収を言い渡した。中国外務省の汪文斌副報道局…

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『楊氏は中国で外務省に勤務した後、2002年に豪国籍を取得したとされる。19年にスパイ容疑で逮捕された。中国に批判的な論評で知られ、英BBCによると中国の情報機関である国家安全省での勤務経験がある。

ウォン外相は記者会見で「(判決は)中国の法制度の決定だが、豪州政府はこの決定に驚愕(きょうがく)している」と述べた。楊氏は健康状態が悪いとされ、豪州側は適切な処置を講じるよう求める。』

『豪中関係は20年、当時のモリソン政権が新型コロナウイルスの起源を巡る調査を求めたのを機に悪化した。22年に誕生した労働党政権は中国との関係正常化を図った。中国は豪州産品への貿易制裁を段階的に解除してきたが、今回の判決は両国の関係改善にも冷や水となる。』