北の国から猫と二人で想う事　livedoor版:国連パレスチナ難民救済事業機関へ日本も資金拠出停止を表明
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『2024年2月5日：国連パレスチナ難民救済事業機関（ＵＮＲＷＡ）に対し、支援国１０カ国以上が資金拠出停止を表明したことを受け、パレスチナ自治区ガザでは怒りと失望が広がっている。長年ガザを支援してきた日本政府も停止を表明。

ガザ住民は時事通信の電話取材に「世界はわれわれを殺そうとしている。日本もその一員となったのか」と声を荒らげた。

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ＵＮＲＷＡを巡っては、職員１２人が2023年10月のイスラエル奇襲に関与した疑いがあり、国連は特定した９人を解雇、調査を進めている。

米紙ニューヨーク・タイムズによると、奇襲に関与したとみられる職員は１２人で、うち１０人がハマスに所属。奇襲当日は女性の拉致や武器の分配などを担ったとされる。

米国は2024年1月26日、国連が適切に対応するまで資金拠出を停止すると発表。ドイツや英国、日本などが追随した。左図で、赤枠が資金拠出停止国。

3593076-1592562817　アントニオ・グテレス（Antonio Guterres）国連事務総長は「ガザ市民２００万人が、日々を生き延びるためにＵＮＲＷＡの援助を必要としている」と指摘。国連は、資金難で２月末にも活動中断を余儀なくされる恐れがあると危惧している。

AFP__20240130__34H86NV__v1__H　ガザ北部ガザ市から南部ラファに避難したガッサン・シードさん（３３）は、壊滅的な人道状況のガザで、ＵＮＲＷＡだけが支援物資を提供する頼みの綱だと説明。

拠出停止に関し、「ＵＮＲＷＡの誰かが関与していたとしても、ガザ住民全員が罰せられるべきではない」と怒りを爆発させた。

同じくラファで暮らすアブライアン・アリさんは、「日本は私たちに同情し、多くのプロジェクトをガザで行ってくれた。しかし、私の日本に対する印象は悪い方に変わってしまった」と落胆した様子で語った。ＵＮＲＷＡの支援が滞れば、「人々は飢えで死んでしまう」。アリさんは「もう死んだ方がましだ」と嘆いた。参照記事　

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何かにつけ国連は対応が遅く、特にアントニオ・グテーレス（Antonio Guterres）国連事務総長には、ピントのずれた発言が目につく。

2022年12月の記事では、ガザ地区の問題について、イスラエルの新たな右派政権に対し「二国間解決以外の選択肢はない」と伝えるよう国際社会に呼びかけたとある。

イスラエルとパレスチナと協議しても、その両方と対立する武装政治結社ハマスに問題が在り、その支援国がイランであれば、ガザ地区の長期にわたる問題は中東の地域紛争では無く、深刻な国際問題であるだろう。

事務総長は2023年12月にパレスチナのガザ地区の情勢をめぐり、国連憲章の99条に基づいて、安全保障理事会に対し人道的な停戦を求めるよう要請した。

2017年の就任以来、グテーレス事務総長がこの条項に基づいて安保理に要請を行うのは初めてで、これを受けて安保理では12月8日に新たな決議案の採決が行われる見通しとなった。つまり、事務総長はは最近まで、ガザの不安を問題視さえしていなかったと言えるのでは、、。

国連憲章の99条では「国連の事務総長は国際社会の平和と安全の維持に脅威となる事項について安全保障理事会に注意を促すことができる」と定められている。　参照記事　参照記事　

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イスラエルのネタニヤフ首相は1月31日、ヨーロッパの外交使節らと面会した際に、国連パレスチナ難民救済事業機関（＝UNRWA）の解体が必要だとの認識を示し、UNRWAに代わる支援機関が必要だとの認識を示している。

また、同氏は、ハマスを殲滅するまでガザ地区から撤退しない考えを繰り返している。　参照記事　

トランプ政権は、UNRWAに「修復不可能な欠陥」があるとして、イスラエル創設から1年後の1949年に設立されたUNRWAに対するイスラエルの批判を支持し、2018年に支援を削減し、UNRWAの財務状況は大幅に悪化した。Biden-Unrwa-1200×572

バイデン米大統領の政権で援助は完全に回復したが、UNRWAは年間16億ドル（ 約2,357億円）の資金調達に悪戦苦闘している。

約3万人のスタッフ（そのほとんどがパレスチナ難民）を擁するこの機関は、50万人の子どもたちに教育を提供する700以上の学校を運営し、食料や現金支援を含む保健・衛生・社会事業を提供している。参照記事　

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イスラエルは今週、国連パレスチナ難民機関がハマスによって侵害されたとされる経緯を詳述する機密解除された情報文書をワシントン・フリー・ビーコンや他の報道機関と共有した。

文書によると、ガザにいる国連救済事業機関の約1万2000人の職員のうち約10％がハマスまたはイスラム聖戦の「工作員」で、少なくとも13人がイスラエル南部で10月7日に起きたハマスのテロ攻撃に参加した。「UNRWAはハマスのフロントだ‘UNRWA Is a Front for Hamas,’」とイスラエル政府報道官は、ガザ戦争116日目を迎えた1月30日の会見で述べた。

この文書は、信号情報、ハマスのテロリストへの尋問、ガザで回収された文書に基づいており、米国政府らにUNRWAへの資金提供停止を説得するイスラエル側の米当局者説明会の一部だった。

ブリンケン米国務長官は1月29日、この調査結果は「非常に信頼性が高い」と述べ、米国のグリーンフィールド国連大使は30日、世界機関が発表したUNRWAの調査を歓迎した。同氏は、米国は資金提供を再開する前に同機関に対する「根本的な変化」を確認する必要があると述べた。英文記事　

FireShot Webpage Screenshot #687 – ‘UNRWA has become a fr、、

書かれてはいないが、カルト政治結社ハマスが食糧配布やスタッフの元締めでは、密売や労務費をハマスにピンハネをされても住民は命の危険から何も言えず、結局、ハマスはガザの貧困と国連支援を盾にし、国際支援がテロ組織を養っているのが現実ではなかろうか？

イスラエルの言う、UNRWAに代わる支援機関が必要だという真意だと想像する。そう思う人が居る事は、右の風刺画が物語っている。参照記事　』