消費者は、電気自動車を買うように強いられるべきではない、…。
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『t Oliver 記者による2024-1-23記事「Electric cars will never dominate market, says Toyota」。
消費者は、電気自動車を買うように強いられるべきではない、とトヨタの会長。
彼の信ずるところでは、バッテリー式EVは、これからも市場の30%までしか占められまい。残りの70%は、燃料電池式EV、ハイブリッド車、水素燃料エンジン車だろう。
電気自動車の訴求力はなぜ限定的か。世界にはまだ10億人の、電気無しで暮らしている人々がいる。EVは高額だ。EVで走るためには、充電のためのインフラ施設がそこになくてはならない。
自動車メーカーが、代替技術にフォーカスするのは正しいことだった。しかし自動車メーカーが単独でCO2 と闘うのは難しかった。
トヨタは新しい内燃エンジンを開発している。エンジン工場の従業員に、グリーン化の事業における役割を与えることは重要だ。
されども、銀行は、まもなく、化石燃料を燃やすエンジンを製造し続けている会社には資金を貸さなくなるだろう。
トヨタは何年も言ってきた。多種の道筋からアプローチするのだ。さすれば顧客各人がその必要に即した方式の自動車を選べる。顧客の総体がEVをそんなに望んでいないから、EVは一部の予言のようには急速に普及しないのだ。
テスラ社は、昨年、180万台のEVを売ったという。
トヨタの目標としては、2026年までにバッテリー式EVを150万台。
英国内の新車売り上げに占めるEVのシェアは、2022年には16.6%だったけれども、2023年には16.5%に縮む。以前の英国の業界団体による予想値では、17.2%になるだろうと言われていたのに。』