国連事務総長、イスラエル首相の「2国家共存拒否」非難

国連事務総長、イスラエル首相の「2国家共存拒否」非難
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN240GK0U4A120C2000000/

『【ニューヨーク=吉田圭織】国連のグテレス事務総長は23日、国連安全保障理事会の中東情勢をめぐる会合で、イスラエルのネタニヤフ首相などがパレスチナ国家樹立による「2国家共存」を拒否する姿勢を繰り返し示していることを「容認できない」と述べて非難した。

グテレス氏は「パレスチナ人の国家樹立の権利が拒否されれば、国際平和と安全保障を脅かしているこの紛争が永遠に続いてしまいかねない」と警告した。

パレスチナ自治区ガザの人々が「これまでに経験したことがない規模と速度で起きる破壊に耐えている」と指摘した。「パレスチナ人に対する集団的懲罰を正当化できる理由は何もない」と強調し、人道的な即時停戦を再び呼びかけた。

同日の安保理会合では各国から停戦と支援の拡大の要求が相次いだ。

1月の議長国を務めるフランスのセジュルネ外相は「ガザの人々のために(国際社会は)停戦が実現できるように努力しないといけない」と訴えた。イランのアブドラヒアン外相は「罪のない市民の殺害を直ちに止めなければならない。戦争は解決策ではない」として、停戦を求める立場を強調した。

日本の上村司政府代表(中東和平担当特使)は「どうすれば多くの支援物資がガザに届き、国連の人道支援職員が安全に活動できるかを考える必要がある」と述べた。 』