米大統領「台湾独立支持せず」 頼氏勝利、中国に配慮

米大統領「台湾独立支持せず」 頼氏勝利、中国に配慮
https://news.yahoo.co.jp/articles/a14b68789dad8629cb6558cc7c82fc5aa58b6d0a

『【ワシントン共同】バイデン米大統領は13日、台湾総統選で与党、民主進歩党(民進党)の頼清徳副総統が勝利したことを受け、記者団に「私たちは独立を支持しない」と述べた。中台を不可分の領土だとする中国の原則に留意してきた米国の「一つの中国」政策は変わらないとの立場を強調し、関係安定化を図る中国に配慮を示した。

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 ブリンケン国務長官は13日「頼氏の勝利および、民主制と選挙プロセスの強固さを示した台湾の人々に祝意を表する」との声明を出した。「米国は台湾海峡の平和と安定を維持し、立場の違いを強制や圧力によらず平和的に解決できるよう取り組む」とし、頼氏や台湾各政党の指導者に協働を呼びかけた。』

『三牧聖子18時間前

同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科准教授
報告

解説「中国に配慮」というよりは、中国による台湾侵攻にも、台湾の独立を目指す動きにも反対し、現状維持を支持する米政権の従来の立場の確認にすぎないというべきだろう。
こうしたバイデン政権の立ち位置については、頼氏側にも十分理解されているところだ。
頼氏は過去に「台湾独立の仕事人」と自称したことがあるが、近年は、そうしたイメージの払拭につとめている。昨年8月に訪米した際も、台湾側は地域の不安定化は求めていないと強調した。』

『神保謙11時間前

慶應義塾大学教授 / APIプレジデント / キヤノングロー
報告

解説米国の台湾政策は、一つの中国政策(台湾関係法、3つのコミュニケ、6つの保証)、いずれかによる一方的な現状変更への反対、両岸関係の平和的解決からなる。

バイデン政権が総統選挙後にもこの原則が変化しないことを確認したことは当然だ。米国は引き続き台湾に必要な武器移転を行い、台湾有事への備えを強化するが、それは台湾の現状維持のためであり現状変更を促すものではない、という理屈になる。

問題は今や現状維持だけでも大変なコストがかかることだ。』