元日に衝突炎上した日航機と海保機、管制の交信記録全文

元日に衝突炎上した日航機と海保機、管制の交信記録全文
https://www.nikkansports.com/general/news/202401030001290.html

 ※ ケッタイな話しだが、交信記録の「全文」は、大手メディアのものは、1月5日現在、ヒットしなかった…。

 ※ 2日、3日くらいは、上がっていたように記憶していたが…。

 ※ まあ、日刊スポーツではあるが、ここの記事を貼っておく。

 ※ 海保機が言っている「1番目」というのは、「註2」にもあるとおり、「離陸(予定)1番目」という意味だ。

 ※ 能登半島地震の「救援物資」を届けるべく、速やかに「離陸」すべき「離陸予定1番目」の地位にいた…、ということだ。

『羽田空港C滑走路で日航機と海上保安庁の航空機が衝突して炎上し、海保機の男性乗員5人が死亡した事故で、国土交通省は3日、日航機と海保機、管制の交信記録を公表した。

海保機に滑走路への進入を許可する記録はなかった。

一方で海保機の機長が「許可を得た上で進入した」と説明していることが海保への取材で判明。機長の認識が記録と相違しており、運輸安全委員会や警視庁などが経緯を調べる。
国土交通省が公表した、日航機と海上保安庁の航空機、管制(東京タワー)などとの交信記録の全文は次の通り。(実際のやりとりは英語)

午後5時43分2秒 (交信者JAL516)東京タワー、JAL516、スポット18番です

(東京タワー)JAL516、東京タワー、こんばんは。滑走路34Rに進入を継続してください。風320度7ノット。出発機があります

12秒 (JAL516)JAL516、滑走路34Rに進入を継続します

26秒 (DAL276)東京タワー、DAL276、誘導路上Cにいます。停止位置に向かっています

(東京タワー)DAL276、東京タワー、こんばんは。滑走路停止位置C1へ走行してください
(DAL276)滑走路停止位置C1、DAL276

44分56秒 (東京タワー)JAL516、滑走路34R、着陸支障なし。風310度8ノット

45分1秒 (JAL516)滑走路34R、着陸支障なし、JAL516

11秒 (JA722A)タワー、JA722A、C誘導路上です

(東京タワー)JA722A、東京タワー、こんばんは。1番目。C5上の滑走路停止位置まで地上走行してください

19秒 (JA722A)滑走路停止位置C5に向かいます。1番目。ありがとう

40秒 (JAL179)東京タワー、JAL179、滑走路停止位置C1へ走行しています

(東京タワー)JAL179、東京タワー、3番目。滑走路停止位置C1へ走行してください

(JAL179)滑走路停止位置C1へ走行、離陸準備完了

56秒 (JAL166)東京タワー、JAL166、スポット21番です

(東京タワー)JAL166、東京タワー、こんばんは。2番目、滑走路34R進入を継続してください。風320度8ノット。出発機あり。160ノットに減速してください

46分6秒 (JAL166)減速160ノット、滑走路34R、進入を継続。こんばんは

47分23秒 (東京タワー)JAL166、最低進入速度に減速してください

(JAL166)JAL166

27秒 (3秒無言)

<1>JAL516(日航516便、当該機、到着機1番目)

<2>JA722A(海上保安庁機、出発機1番目)

<3>JAL166(日航166便、到着機2番目)

<4>DAL276(デルタ航空276便、出発機2番目)

<5>JAL179(日航179便、出発機3番目)(共同) 』