能登半島地震、複数の死亡確認 津波注意報はすべて解除

能登半島地震、複数の死亡確認 津波注意報はすべて解除
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/32571

 ※ 石川県発表情報で、30人死亡確認という報も見た…。

『石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震で、気象庁は2日午前10時、日本海沿岸部に発表していた津波注意報をすべて解除した。日本の複数報道は、2日午前9時の時点で、同県輪島市で今回の地震による死者が8人確認されたと伝えている。

気象庁は2日午前、午後4時から午後9時までに、震度1以上を観測した地震が147回発生したと発表。震度7が1回、震度5強が3回、震度5弱が5回、震度4が20回、震度3が57回、震度2が61回という。

消防庁災害対策本部は、2日午前9時30分現在で、石川県内で4人の死亡が確認されたと発表した。七尾市で2人、輪島市で1人、羽咋市で1人が亡くなったという。さらに、輪島市で14人、珠洲市で3人がそれぞれ心肺停止の状態で見つかったと発表した。

石川県内では、震度7の揺れを観測した志賀町で家屋の倒壊や断水、道路の陥没などが多数確認されているほか、他の地域で複数の建物が倒壊・破損している。倒壊した家屋の下敷きになるなどして、多数の死傷者が出ている。

震度6強の揺れを観測した輪島市では、倒壊したビルに取り残された人の救助作業を、自衛隊などが行っているという。

1日夜から続く輪島市内中心部の火災では、店舗や住宅など100棟以上が焼けたもよう。NHKなどの報道によると、2日11時過ぎの時点で延焼は止まっているが、煙は出続けている。

(英語記事 Live page: Japan earthquake)

提供元:https://www.bbc.com/japanese/67860340 』