激甚災害時に、誰でも自転車を頼りにできるように、「積載」に関する「非常時特例」を平時から明朗に法令化し「フェーズ・フリー」を奨励しておけ。
https://st2019.site/?p=21735
『年末年始で医者も看護士も休暇をとっており、道路は救急車が通行できる状態ではなくなったという枷がはめられた都市で、大量に発生した負傷者をどうやって市民が自助的に「運搬」して助けられるだろうか?
「押して歩く」自転車を使うしかないはずだ。
タンデム2輪の手押し荷車だ。
その荷台部に、伸縮式または折りたたみ式のストレッチャーを、ふだんから装置しておけるように、法令が保証し奨励するべきなのだ。
ストレッチャーは、後部荷台に梶棒の前端部をひっかけて、キャスター付きの尾端部を地面にひきずる方式でもいい。この場合、患者はミイラのように縛り付ける。
重傷ではなく、意識が清明で、座位姿勢を取れる成人の負傷者を、「後ろ向き」に座らせることのできる「折畳式後席」をふだんから装置しておけるような、奨励的な法令も必要だろう。この場合もシートベルトで負傷者を固縛する。
患者を後部荷台に乗せた状態で、あくまで運転者は、「歩いて押して運送する」のである。
大災害時、1人の健常者が、1人の成人の怪我人を遠くまで運ぶには、自転車を「押して歩く」以上に確かな、頼れる方法は無い。
しかし平時の積載量制限にかかわる無駄な諸法令が、この「自転車のフェーズ・フリー化」を妨げている。
今次震災を天警と受け取り、緊急時の自転車積載にかかわる、社会的に不合理な法令を整理するべし。
※テキストで説明してもよくわからないでしょう。だからスクラッチの縮尺プラスチック模型で立体表現してくれる人を探しているわけです。
※2001年11月に能登半島をレンタカー旅行したときに、印象に刻まれましたのは、半島突端の波打ち際の低いところに、高級感を漂わす新しげな旅館が1軒あったこと。ほとんど荒磯と同じレベルで、あそこだと津波に奇襲されるのは免れ難いのではないかと思ったものですが……? どうなったでしょうか。 』