12月のユーロ圏景況感、再び悪化 7カ月連続50割れ

12月のユーロ圏景況感、再び悪化 7カ月連続50割れ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR159380V11C23A2000000/

『【フランクフルト=南毅郎】米S&Pグローバルが15日発表した12月のユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI、速報値)は総合で47と前月比0.6ポイント低下した。悪化は2カ月ぶりで、好不況の節目である50を7カ月連続で下回った。景気回復の兆しは明確にならず、景気後退の懸念がくすぶる。

市場予想の48を下回った。業種別では製造業が44.2と横ばいで、サービス業は48.1と0.6ポイント低下した。そろって50を割るのは5カ月連続だ。新規受注の落ち込みで受注残高が減ったほか、製造業を中心に雇用を調整する動きが出ている。

国別の総合PMIはドイツが46.7と1.1ポイント低下した。フランスは43.7と0.9ポイント悪化し、3年1カ月ぶりの低水準になった。フランスはドイツと同じく7〜9月期にマイナス成長に転落しており、景気低迷の懸念が強まっている。

独ハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「ユーロ圏が景気後退に陥る可能性は7〜9月期以降なお高い」と指摘している。』