米失業保険、総受給者193万人 2年ぶりの多さ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN30DP70Q3A131C2000000/
『【ワシントン=赤木俊介】米労働省が30日発表した失業保険統計によると、11月12〜18日の週間の総受給者数(季節調整済み)は192万7000人だった。上方修正された前週の改定値から8万6000人増え、2021年11月下旬(196万4000人)以来の高水準となった。米失業者の再就職が難しくなっている可能性が高い。
米企業の解雇動向を映す11月19〜25日の週間の新規失業保険申請件数は21万8000件だった。上方修正された前週の改定値から7000件増え、ダウ・ジョーンズ集計の市場予測(22万件)を下回った。4週間移動平均は前週から500件減少し、22万件となった。
地域別にみると、南部ケンタッキー州(季節調整前、1925件)は「自動車産業で解雇があった」と報告。中西部イリノイ州(同1359件)と東部ペンシルベニア州(同1009件)では建設業や製造業で解雇があったと報告した。
米連邦準備理事会(FRB)が29日発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)は、10月以降の労働需要が「なお軟化している」と指摘した。専門性の高い労働者の供給は逼迫しているものの、景気の先行きが不透明となり人員削減に踏み切る事業者が増えたとの報告もあった。』