ギリシャの海運大手3社、ロシア産原油輸送停止

ギリシャの海運大手3社、ロシア産原油輸送停止 米の制裁強化で
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023112400497&g=int

『【モスクワ、ロンドン・ロイター時事】ギリシャの海運大手、ミネルバ・マリーン、テナマリス、TMSタンカーズが今月に入ってロシア産原油の輸送を停止したことが、4人のトレーダーの話で分かった。ロシア産原油を輸送する船舶に対する米国の制裁を回避する目的とみられる。

米、UAE拠点の3社制裁 ロシア産原油の価格上限違反

 ロシア産原油をアジアやトルコ、中東、アフリカなどに輸送する海運業者が減っている中、この状況はロシアにとって打撃となる。ただトレーダーによれば、ロシアはまだ十分な数の海運業者を抱えているという。

 海運3社は数十年にわたりロシア産原油を輸送。ロイター通信が入手したデータなどによると、大半の西側企業が撤退した後も10月までは頻繁に輸送していた。

 米国は10月、先進7カ国(G7)が設定した上限価格を上回るロシア産原油を輸送したとして、トルコとアラブ首長国連邦(UAE)の船主に初めて制裁を科した。先週も新たに3隻を摘発するなど、海運業者への締め付けを強化している。 3社は計100隻以上のタンカーを所有しており、欧州向けに輸出される1カ月分のロシア産原油約1000万トン(日量240万バレル)をほぼ全部輸送できる。 』