韓国バッテリーメーカー、EV普及の失速で一気に減産基調へ……それでも株価が急上昇した理由とは?

韓国バッテリーメーカー、EV普及の失速で一気に減産基調へ……それでも株価が急上昇した理由とは?: 楽韓Web
https://rakukan.net/article/501501208.html

『電気自動車の需要不振の余波…息を選んだ「K-バッテリー」(YTN・朝鮮語)

国内バッテリーメーカーの事業拡大傾向が停滞しています。

LGエネルギーソリューションは最近、米国のフォードと共に準備していたテュルキエ現地合弁工場の設立計画を9ヵ月ぶりに取り消しました。

生産設備まで新たに増やしてバッテリーをさらに作るのは、今すぐ必要ではないという判断からです。

LGエネルギーソリューションの関係者「LGエネルギーソリューションは、従来の生産施設で同じ商用EVモデルに搭載されるバッテリーセルを供給する予定であり、両社は今後も長いビジネス関係を拡大していく予定です」

SKオンの米国現地工場ではバッテリー生産規模を減らす計画です。
米国ジョージア工場の生産ライン稼動日程を調整し、一部職員に対しては休職措置に入ることにしたのです。

SKオン関係者「一部の生産労働者を対象に一時的無給休職を実施しました。最近、電気自動車業界が息抜きに入るにつれ、ライン稼動人材を弾力的に運営しようという次元です」

このようにバッテリーメーカーが相次いで生産調整に乗り出したのは、世界の電気自動車需要の増加傾向が鈍化しているためです。

最大市場である中国の販売成長の勢いは著しく弱まり、ヨーロッパは核心市場であるドイツが9月から補助金を縮小し余波が本格化する姿です。

しかし、このような現象は電気自動車市場が大衆化段階に移るための過渡期という分析が支配的です。
(引用ここまで)

 韓国の二次バッテリーメーカーがこぞって減産に走っている、とのニュース。
 それもそのはずで一気に「EVシフトへ!」を合い言葉にしていたはずが、アーリーアダプターに行き渡った後、アーリーマジョリティにその流れが受け継がれなかったようです。
 助成と安い電気料金で一気に「新車販売の8割がBEV」となったノルウェーでは充電渋滞が慢性的になっているとの話。

「EVシフトは綺麗事ばかり」電気自動車先進国の「悲惨な現状」とは(MOBY)

 アメリカからはBEVじゃない、いま現在の解はHVかPHEVじゃないのかとする声も挙がりつつあります。
 トヨタの主張まんまじゃないのかって状況になっていますね。

アメリカの消費者はEVよりもハイブリッド車を求めている(BUSINESS INSIDER)

 「(関係者は)ハイブリッドのメリットや、将来的によりクリーンな環境にするためのギャップをいかにして埋めるのかについてはちゃんとした議論を避けていたようだ。それに関してホンダとトヨタ以外、みんな何を考えていたのだろうか?」
(引用ここまで)

 ハイブリッド車は過渡期の技術だとされていましたが、BEVの実力が上がりきっていない状況の中。
 さらには充電が「急速充電」でも15分ほどかかる状況の中。
 ハイブリッドの存在感は増しつつあります。

 フォードは120億ドルのEVへの投資を延期して、ホンダもGMとの共同開発を取りやめています。テスラも投資を手控えていますね。

フォード、EV生産拡大計画を見直し-想定上回る額の関連赤字見込む(ブルームバーグ)
ホンダとGM、量販EVの共同開発を中止 連携は継続(日経新聞)

 ただ、そうなると「BEVの時代」に備えてきて投資を継続していたはずのバッテリーメーカーが置いてけぼりになってしまう。

 さらにですね。
 先日、ユン・ソンニョル政権はさしたる理由もなく株式市場で空売りを禁止しました。
 それまで外国人投資家が売り浴びせていたのがSKオンやLGエネといったバッテリー企業だったのですね。今年の最高値から4ヶ月ほどで半値になるレベルで売られてきました。
 当然、その裏には前述のようなEV需要の失速があったのですが。

 空売り禁止からこっち、個別株も2次電池関連ETFも上昇中。

「一か八か…」空売り禁止後、個人投資家の二次電池ETF偏り両極化(ヘラルド経済・朝鮮語)

 EV失速は数年単位になるのは間違いないところ。
 空売り禁止は来年の総選挙後の6月まで。
 実績はボロボロなのに株価だけ上昇している……いや、これきつくない?

 まあ……知らんけど。

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