国連、北朝鮮の人権侵害非難決議 報告者の入国許可要請
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB163660W3A111C2000000/
『【ニューヨーク=共同】国連総会(193カ国)の第3委員会(人権)は15日、欧州連合(EU)が提出した北朝鮮の人権侵害を非難する決議案を議場の総意によって無投票で採択した。同様の決議採択は19年連続。北朝鮮の人権問題を担当する国連のサルモン特別報告者の入国を許可し、現地調査を認めるよう北朝鮮に要請した。
日本や韓国など60カ国以上が共同提案国に名を連ねた。第3委通過を受け、12月に総会で採択される。
北朝鮮の金星国連大使は採択前、人権侵害は欧米による捏造で「反北朝鮮の政治的陰謀だ」と反発した。日本国連代表部の大野祥公使は採択後、北朝鮮による日本人拉致被害者の家族の高齢化を強調。「もはや一刻の猶予もない」と述べ、早期解決の必要性を訴えた。
決議はサルモン氏が入国できていないことに遺憾の意を表明し、人権状況の調査への全面的な協力を北朝鮮に求めた。拉致被害者の安否と所在を明らかにすることも強く要求。「北朝鮮は国民の生活向上よりも核・ミサイル開発に国力を投じている」と批判した。』