米WeWorkが経営破綻 資金繰り悪化、自力再建を断念

米WeWorkが経営破綻 資金繰り悪化、自力再建を断念
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN01EBP0R01C23A1000000/

『【ニューヨーク=堀田隆文】不振に陥っていた米シェアオフィス大手ウィーワークが6日、経営破綻した。同日に日本の民事再生法にあたる連邦破産法第11条(チャプター11)の適用を申請した。新型コロナウイルス禍以降のオフィス需要低迷に加え、足元の金利高で資金繰りが悪化し、自力再建を断念した。

ウィーワークは6日夜、米国でチャプター11の適用を申請したと発表した。

ウィーワークは、ソフトバンクグループ(SBG)が傘下の「ビジョン・ファンド(SVF)」を通じて5割弱を出資している。ウィーワークの破綻は、SVFによる含み損の計上などでSBGの業績に響く可能性がある。

ウィーワークは、足元で資金繰りが逼迫していた。10月2日に社債の利払いを巡って30日間の支払い猶予期間を設けることで債権者団と合意したが、10月31日にさらに7日間の延長を申し出ていた。

ウィーワークは2010年代に急成長したが、創業者の放漫経営で19年に一転、経営難に陥った。大株主であるソフトバンクグループが支援して21年に株式上場したが、新型コロナウイルス禍でオフィス需要が急減したうえ、金利高で資金調達コストが増大し、経営難に直面していた。

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