金利操作を葬り去った日銀 米金利上昇を奇貨に

金利操作を葬り去った日銀 米金利上昇を奇貨に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK31E1E0R31C23A0000000/

『日銀が長期金利を低く抑える長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)を一段と柔軟化した。米長期金利の想定外の上昇が国内金利にも波及し、前回の修正からわずか3カ月での再修正を迫られた。だが見方を変えれば、出口が順調に近づけば必ず通過する「長期金利1%」への備えを米金利上昇の力を借りて早めにすませた、という解釈も可能だ。

日銀が10月31日にYCCの再修正を決めた後、外国為替市場ではむしろ…

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