日本メディア「韓国は政権によって判決が変わる」「政権が変われば判決を無視する」→韓国メディア「日本人はなにを言っているのだ、韓国の三権分立は確立されているし、判決は中立を保っている」: 楽韓Web
https://rakukan.net/article/501281238.html
『日本、韓国の大法院判決に「冷静な判断…政権によって変わる可能性」(YTN・朝鮮語)
高麗時代の仏像の日本所有権認定、「帝国の慰安婦」パク·ユハ教授の無罪判決など、韓国最高裁の決定に日本政府は最大限言葉を慎んでいます。
ただ、日本のメディアは冷静に行われた判断だと評価しながらも、韓国政権によって判決が変わる側面が強いと主張し、懸念を示しました。 (中略)
読売新聞は韓国最高裁が冷静な判断をしたと評価しながらも、裁判所が政権の意図と国民感情を土台に判断する傾向があると伝えた、
極右性向の産経新聞も両裁判にユン·ソクヨル大統領の意志が反映されたとし、政権が変われば司法府の判断が覆されかねないと主張しました。
朝日新聞はパク教授に対する判決をめぐって多様な見解が分かれる学問的見解に司法府の介入が妥当なのか反問しました。
(引用ここまで)
韓国のケーブルテレビニュース局のYTNが今回の仏像の所有権が日本の観音寺にあるとした判決、あるいはパク・ユハ名誉教授の無罪判決(を前提とした差し戻し審)についての日本の反応を伝えています。
で、その中で「日本は『韓国では政権が変わる度に判決に影響がある』、あるいは『政権が変われば判決を無視しようとする』と言っている」としています。
まあ、確かにそのような話は出ています。
「帝国の慰●婦」朴裕河氏、安堵の表情「正しい判決が出た」…仏像判決には韓国仏教界から反発も(読売新聞)
韓国最高裁「2つの判決は政権の意思反映」 東大大学院・木宮正史教授(産経新聞)
<解説>真の日韓和解、冷静な議論不可欠(朝日新聞)
YTNが指摘した日本の記事はそれぞれこんな感じ。
まあ、いまや韓国を知る日本人にとっては当然とも言っていい「政権が変わったから判決が変わった」「政権が次のものになったらまた変化するのではないか」との日本側の危惧を語っていますね。
で、日本のニュースがなぜこのようにして韓国において報道されているか、ですが。
……実は韓国人の中では「韓国ではしっかりと三権分立が行われている」という認識なのです。
かつ、「政権によって判決が異なるようなことはない。党派性に左右されることはなく中立を保つことができている」との認識なのですよ。
……いや、言いたいことは分かります。
とてもよく分かるのだけども。このエントリの主題は韓国人の認識ではそうなっている、ということですから。
ピックアップしているYTNのニュースも「日本はこんなことを言っている(韓国の実態は違うのに)」という主旨です。
おっと、ちょうどシンシアリーさんも同じことを書いていますね。
仏像所有権・朴 裕河教授関連、日本メディア「政権によって裁判結果が変わる」(シンシアリーのブログ)
最初、このYTNのニュースを見た時は「日本の反応を書いているにしては、全体的に奇妙な書きかただな」と感じたのですが。
最後の最後にこんな部分があります。
日本のメディアは、政権によって韓国の裁判所が大きく影響を受けているという主張を続けています。
日本政府と政治権がこのような視点を維持し、日韓関係の改善に消極的に出るのではないかという指摘が出ています。
(引用ここまで)
この「主張を続けています」「出るのではないかとの指摘が出ている」っていうのは、主観視点の言葉ではないのですね。
「彼らはそう言っている」「そうした間違った視点での言葉が流布されている」との視点なのですよ。
いやぁ……それなりに「韓国を知っている人間」ではあるとの自負はありますが。
時々、こうして打ちのめされることがあるのでやめられないというか。
韓国ウォッチは奥が深いわ、と思わされるのです。
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