米国指導層が懸念しているのは、中共が「launch on warning」に未熟なAIを組み込むことなのだろう。
https://st2019.site/?p=21566
『Mark Pomerleau 記者による2023-10-19記事「China perceives shortfalls operating in complex electromagnetic spectrum environment」。
木曜日に議会に報告された――これは米連邦議会によって政府に義務付けられている――、中共軍に関するペンタゴンの年次報告書。
その中で、中共軍は対峙する米軍と比べてEW能力が低すぎるという事実が指摘されている。これは彼らの悩みであろう。
※だいぶ昔に講談社のプラスアルファ新書等で指摘したような気がするのだが、そもそも中共には、領土の東側から飛来する戦略核弾頭を早期警戒するレーダー網がないに等しい。
政府に必要な資金はありあまっているのに、なぜかそっちに投資しないのだ。
北向きの警戒レーダー網も原始的なうえに低密度。さらには、衛星による早期警戒を本気でしようとしているようにも見えぬ。
昔、指導者DSは、われわれは月に行く必要はない、と宣言して、石油探査のための測地衛星に開発努力を集中させた。
今の熊プーは、逆に、早期警戒衛星に投資しないで月旅行などに資金と人材を使わせてしまっている。定見が劣っていすぎる。
その一方で、このたびの報告書は、中共が新しいICBMサイトを3箇所、昨年に完成したとしている。そのサイロ総数は1箇所につき300ほどもある。いまのところ、サイロの中はほとんど空だが、逐次に充実させられる見通しだ。
そうなると、運用メソッドとしては「ラーンチ・オン・ウォーニング(警報、即発射)」しかない。
ところが、LOWの前提となる早期警戒システム網に、熊プーは投資させていない。
するとどういうことになるか? 他国もしくは中共国内の不羈な個人がこしらえたAIにより、「もっともらしい偽の核攻撃情報」が中共のロケット軍のシステム内に送り込まれると、中共のロケット軍には、その真贋を見極めることができず、誤報に基づいて脊髄反射式にICBMを全部、プリエンプティヴ斉射することになるかもしれぬわけ。
おそらく、キッシンジャーが名前を貸して熊プーによびかけているところの、サンフランシスコでのサミットは、このLOW政策を止めろ、と説得するためだろう。AIの禁止は無意味だ。シナ国内の反政府分子だってAIで軍を攪乱できるのだから。
それよりもむしろ、「デンス・パック」式のICBM基地を砂漠の平地に整備する愚をやめさせて、山の中の「地下トンネル式」のICBM基地にするように、誘導するんじゃないか。
地下鉄方式なら、焦ってプリエンプティヴ発射する必要はないので、落ち着いて核戦争の進展に対応できる。
米軍が、南シナ海で戦術レベルのEWを実施しただけで、中共ロケット軍のシステムが麻痺してしまい、指揮官がトチ狂って全面核戦争に発展……などという未来が、いまは懸念されているのだ。
※ロケット軍の総司令官が行方不明になっているのは、汚職とは関係ないのではないか? 熊プーが馬鹿すぎるので、説得を試みたのではないか? ところが熊プーのとりまきの公安系の誰かが嫉妬して「あいつは米国とつるんでますぜ」とか吹き込んだのではないか?』