中国がしかけた「アヘン戦争」は「フェンタニル」(「チャイナガール」)

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 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)10月6日(金曜日)
        通巻第7941号 
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中国がしかけた「アヘン戦争」は「フェンタニル」(「チャイナガール」)
中毒死は11万人。朝鮮戦争、ベトナム戦争の戦死者より多い

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10月3日、バイデン政権は「麻薬戦争」の撲滅に乗り出した。
中国がしかけた「現代のアヘン戦争」とは致死性の高い合成オピオイド(麻薬鎮痛剤)「フェンタニル」(米国では「チャイナガール」と呼ばれる)だ。

 ガーランド司法長官は「米国人に死をもたらすフェンタニルの国際供給網は多くの場合、中国の化学会社を起点としている」と非難し、この密造や密輸に関与した中国、香港を拠点の密造業者ならびにメキシコ、グアテマラの企業と個人を制裁対象に指定し、起訴した。また彼らがビットコインで得た数億円の在米資産を凍結した。

 しかし、起訴対象者全員が逮捕には至っておらず、捜査で中国政府の協力は得られなかった。
一方、米財務省の外国資産管理局(OFAC)は声明で、中国を拠点とする12企業と13個人を含む28の企業と個人を制裁対象に指定した。

これまでに判明しただけでもフェンタニルによる中毒死は11万人。朝鮮戦争、ベトナム戦争の戦死者より多い。中国は「言いがかりであり、無関係だ」とシラを切っている。
追加で中国企業2社と中国・グアテマラの関係者5人を対象に加えた。フェンタニルはメキシコの麻薬組織が中国企業から原材料を調達し、米国に密輸しているケースが多い。

 米国ではフェンタニルなど薬物摂取で夥しい死亡がでており、フェンタニルなど麻薬鎮痛剤「オピオイド」が主な原因とされる。押収したフェンタニルの量は米麻薬取締局(DEA)の推計で4億1000万人分の致死量に相当するという。

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