EU、中国製EVの調査開始 補助金不当なら制裁関税も

EU、中国製EVの調査開始 補助金不当なら制裁関税も
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB04CCB0U3A001C2000000/

『【グラナダ=辻隆史】欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は4日、中国製の電気自動車(EV)をめぐり、同国の補助金が競争を不当に阻害していないか正式に調査を始めたと発表した。調査の結果、問題が認められれば制裁関税も検討する。

EUではフランスなどが中国製の安価なEVの流入を問題視しており、フォンデアライエン欧州委員長が9月に調査する方針を表明していた。EUは野心的な気候変動対策を掲げ、EV導…

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『EUは野心的な気候変動対策を掲げ、EV導入を推進する。ただその結果、中国製が市場を席巻し、欧州勢のEVの商機や雇用が失われかねないとの強い危機感がある。

欧州委は4日、「証拠を見つけた場合、我々は断固たる行動をとる」と声明で強調した。

EUには域外で補助金を受けた輸入品が不当に安い価格で域内産業に損害を与えていると認めた場合、関税を課すことができるルールがある。

調査は13カ月以内に終える予定だ。中国は強く反発しており、EU内にも経済的な報復を恐れて慎重論も根強い。』