IPEF、15~24日に交渉官会合 3分野で、意見聴取も実施
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023100500159&g=int
『【ワシントン時事】米通商代表部(USTR)は4日、日米など14カ国が参加する新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」を巡り、15~24日の日程で首席交渉官会合をマレーシアで開くと発表した。
企業関係者らの意見聴取も実施する。
主導する米国は、11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、IPEF全体の妥結を目指しており、大詰めの交渉となる。
IPEF、重要物資調達で協力 供給網協定の暫定版公表
IPEFは、過度な中国依存からの脱却を目指し、貿易、サプライチェーン(供給網)、クリーン経済、公正な経済の4分野での共通ルール構築を目指す取り組み。
昨年5月にバイデン米大統領が立ち上げを発表した。関税引き下げや撤廃は交渉対象にしていない。
今年5月の閣僚会合で供給網分野で実質合意し、残る3分野の交渉を進めている。 』