世界のファンド、9月に中国株保有減らす-2020年以来の低水準に
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『John Cheng
2023年10月3日 12:58 JST
中国株と香港株運用ファンド、資金純流出は32億ドル-モルガンS
投資家の解約とファンドの持ち高調整が流出の主な要因
世界のファンドは9月に中国株保有を一段と減らした。容赦ない売りが続いており、中国株の持ち高平均は2020年以来の低水準となった。モルガン・スタンレーが指摘した。
ギルバート・ウォン氏らストラテジストのクオンツ分析のリポートによれば、中国株と香港株で運用するロングオンリーのアクティブファンドからの資金純流出が9月に32億ドル(約4800億円)に達した。投資家の解約とファンドの持ち高調整が主な要因。流出が30億ドルを超えたのは2カ月連続だった。
中国経済は安定化の兆しを見せているが、深刻化する不動産セクターの苦境が依然、中国株の重荷となっており、投資家のセンチメントはほとんど上向いていない。中国当局の景気浮揚策は不十分だと市場ウオッチャーは指摘する。MSCI中国指数は3日に下げ、今年これまでの下落率は11%を超えた。同指数は3年連続のマイナスとなる方向で、このまま行けばこの約20年で最長の下げとなる。
同社によると、7-9月(第3四半期)を通じてファンドが積極的に株式を手放した分野は保険、メディア・エンターテインメント、電子商取引。一方、資本財や半導体、バイオテクノロジーへのエクスポージャーは増えたという。
原題:Global Funds Slash China Stock Positioning to Lowest Since 2020(抜粋) 』