9月米製造業景況感、11カ月連続「不況」 予想は上回る
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN02CJA0S3A001C2000000/

※ この指数では、11か月連続で、「50」を切っているんだな…。
※ まあ、いろんな「指標」があるから、「総合的に」判断するんだろう…。
『【ニューヨーク=野一色遥花】米サプライマネジメント協会(ISM)が2日発表した9月の米製造業景況感指数は前月から1.4ポイント上昇し、49.0となった。好不況の分かれ目となる50を11カ月連続で下回ったが、市場予想(48程度)は上回った。新規受注や生産といった主要指標が改善し、製造業の活動が上向く兆しも出ている。
ファクトセットによると、同指数が節目の50を11カ月続けて下回るのはリーマン危機直後の2008年9月から09年7月以来となる。当時は落ち込み幅も大きかったが、現在はより小幅な「不況水準」に長くとどまっている状況だ。
同指数は6月(46.0)を直近の底に回復方向にむかいつつある。9月分の主要項目をみると新規受注が49.2と前月から2.4ポイント上昇し、生産は52.5と2.5ポイント上向いた。雇用環境を映す指数も51.2と2.7ポイント上がり、受注や生産の持ち直しとともに人手を増やす動きがみられる。
製造業が仕入れなどで負担する支払価格の指数は43.8と4.6ポイント低下した。調査対象の企業からは「全体が高騰するインフレではなくなり、価格は商品ごとに上下している」(食品・飲料・たばこ製品)との声があがった。
市場では「原油価格の高止まりにもかかわらず物価の押し上げ圧力が弱まり、(米景気の)軟着陸の実現性が高まった」(オランダ金融大手INGのジェームズ・ナイトリー氏)との見方もある。ただ、夏場の原油高の影響がこれから取引価格に波及する可能性もあり、物価高が一段と落ち着くかは不透明だ。
9月以降は米自動車大手のストライキが拡大し、雇用や部品メーカーなど関連業界への余波の大きさが焦点になっている。「ストが長期化すれば生産活動の足かせになる」(調査会社オックスフォード・エコノミクスのマシュー・マーティン氏)との指摘も出ている。』