資産バブルは一人っ子政策のせいなのだ――と示唆するタイトルの解説が…。
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『※資産バブルは一人っ子政策のせいなのだ――と示唆するタイトルの解説が記事の中にはないので、ネットで調べたら、こういうことらしい。
まず諸悪の元凶は毛沢東が人海戦法で米軍とソ連の核に勝とうとして、やたらに多産を奨励した。これが惰性で1980までも続いていた。
1976に毛が死に、その後釜の四人組を打倒して復権した●【トウ】小平が、断然、それをやめさせることにした。
結果、どうなったか? 改革開放とあいまって、都市部に中産経営者層が爆誕した。いままでは「子育て」で夫婦の稼ぎはすべて消えてしまっていたが、それを事業投資に回せるようになったのだ。
しかしそれから数十年経って、生産力の巨大さに、若年の消費者人口の伸びが追いつかなくなってしまった。
※ここで敢て習近平の立場になって、起死回生の策を考えれば、次のようになる。
サウジアラビアのビンサルマン構想である「THE LINE」のように、中国奥地砂漠に一直線状の、ただしオープンカットの、人工の「溝」トンネルを何本も造成する。深さ数十m。1筋の延長は数百km。その「谷」は、いずれも、チベット高原もしくは天山山脈から灌漑水を引っ張ってくる暗渠を、軸線の中心とする。
ただし、「THE LINE」のように、地下に新都市を創ろうというんじゃない。その深い「溝」の両岸に、細長い「樹林帯」を造成して行くのである。木材を生産する、林業本位の人工谷だ。
管理作業者は居住するが、規模としては「村」レベル。この人工谷造成工事のために、市場に余っている鋼材、ビル建設資材を、惜しげもなく注ぎ込む。鉄骨を苗木の支柱に使うのだ。
斯かる事業により、初めて中共は、空中カーボンの固定化と地球森林回復のために大きな貢献をしているという「プラスの評判」を、現代において、公式に世界から獲得する。これは誰の損にもならない。』