バイデン氏側近、駐日米大使に「中国挑発の投稿自粛を」
米メディア報道
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN212OU0R20C23A9000000/
『【ワシントン=坂口幸裕】米NBCテレビは20日、バイデン米大統領の側近がラーム・エマニュエル駐日米大使にSNS(交流サイト)で中国を挑発するような投稿を自粛するよう求めたと報じた。米政府は11月の米中首脳会談を探っており、実現の障害になるのは避けたいとの判断があるとみられる。
エマニュエル氏は中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席を含む指導部への皮肉ととらえられる投稿を繰り返している。
8日、X…
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『8日、X(旧ツイッター)に中国の国防相や外相らが最近相次ぎ行方不明になった事態を受け「習政権の閣僚陣は、今やアガサ・クリスティの小説『そして誰もいなくなった』の登場人物のようになっている」と書き込んだ。「誰がこの失業レースを制するのか。中国の若者か、それとも習とその閣僚たちか」とも投稿した。
12日には「習の手口は疑う余地がない。失われた命などお構いなしに、政治的利益のために人類の悲劇を利用する」と断じ、「とんだ恥知らずだ」と糾弾した。
NBCによると、米ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)の当局者はエマニュエル氏のスタッフを通じてSNSへの投稿が「中国との関係修復の努力を損なう危険性がある」と伝えた。中国側がエマニュエル氏の投稿に激怒しているとも報じた。
米政府は11月中旬に米国で予定するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の機会に、バイデン氏と習氏による対面会談の実現をめざす。米中の外交担当トップが16〜17日に地中海のマルタで計12時間ほど会談するなど関係安定へ対話を維持する。
エマニュエル氏の報道担当者はNBCの報道について「事実ではない」と否定している。
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