習近平氏がX(旧Twitter)を始める?

習近平氏がX(旧Twitter)を始める?
http://blog.livedoor.jp/goldentail/archives/32370706.html

『先週、突如として「Xi’s moment」、中国語で「学『習』時代」というアカウントがX(旧Twitter)に登場しました。これが、本物のアカウントかどうかで、話題になっています。なにしろ、成りすましは、Xでは日常茶飯事ですからね。そもそも、中国は金盾というファイアーウォールで、外国のサービスを利用できないようになっています。もちろん、VPNを使って、外国を装いアクセスする方法は広く用いられているので、不可能ではないのですが、リスクを犯して海外の情報にアクセスしようとする人は、かなり情報リテラシーの高い人です。ましては、規制をかけている側の大将である習近平氏が、Xを利用するなど、普通はあり得ません。

このアカウントの内容は、中国のプロジェクトなどを紹介したりする内容で、基本的に中国政府の業績を称えるものなのですが、湖北省の政府の公式アカウントで、このアカウントで自省のプロジェクトを広報する動画がリツィートされたと、喜びと感謝の投稿をしており、あながち偽物では無いような様子です。ただし、このアカウントは、中国政府の公式認証を受けていません。コメント投稿は禁止になっています。

Xi’s Moments

このアカウントが作成されたのは、2018年1月になっているので、既に作成されていたアカウントの題名を変更した可能性が高いです。いずれにしても、記事の投稿スタイルから、投稿しているのは、本人ではないのは予測できます。今、推測されているのは、習近平氏の娘の習明澤が父親の代わりに投稿しているのではないかという事です。このアカウントには、本人確認が済んだ事を示す「青バッジ」が点いています。公的機関を認証する場合、「灰色バッチ」になるので、個人的な認証という事になります。なので、このシステムを信頼するのであれば、少なくても習近平氏のプライベートなアカウントという事になります。投稿の日付は、半年ほど前のものもありますが、既存のアカウントのタイトルを変えたと考えると、既に投稿済みの記事が表面に出てきただけと考えられます。

情報統制をしている国が外部に向かって情報発信するには、何かしらの思惑があります。実は、北朝鮮もYoutuberを使って、北朝鮮の暮らしを、若い女性が配信するという体をとって広報しています。この人物が、実は北朝鮮政府でも、高官の孫娘である事は、脱北した北朝鮮政府関係者の証言で判明しています。内容は、あからさまなプロパガンダではなく、「北朝鮮は言われているほど、貧しくも不自由でもないんですよ」みたいな感じで、日常系Youtuberみたいな事をしています。ショッピングとか、外食の映える映像とか投稿をしています。しかし、時々、台本でも見ているかのように、視線を向ける事から、おそらくは撮影隊がいて演技をしているのは確実です。

こういう見え透いた宣伝をするのは、恐らく自ら動く必要があるくらい、国内事情が荒れている証拠と言えます。どちらも、宣伝部という自らの業績を称え、広告する為の専門の部署を抱えているので、通常は彼らがボスの「偉大な業績」を称える事で済みます。カリスマのある指導者であれば、自ら出て、演説をするのが一番効果があるのですが、習近平氏も金正恩氏も、はっきり言ってカリスマがありません。金正恩氏にいたっては、実の兄を暗殺していますしね。習近平氏も自分を引き上げた胡錦濤氏を、全人代の議場から強制退出させています。自分の権力欲を隠そうともしない小物である事は、目の開いている人間なら明白なので、自分が表に出たところで、国民の支持が得られません。

その為、SNSという間接的な手段で、自分で自分を褒める事を始めたのではないかと思われます。』