台風13号 あすにも東日本に上陸のおそれ きょうのうちに備えを

台風13号 あすにも東日本に上陸のおそれ きょうのうちに備えを
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230907/k10014186381000.html

 ※ 今日は、こんな所で…。

『2023年9月7日 11時54分

台風13号は日本の南を発達しながら北寄りに進み、8日にも東日本に接近し、上陸するおそれがあります。

8日は雨や風が強まると見込まれ、7日のうちにハザードマップで地域の災害の危険性や避難場所を確認したり備蓄の点検をしたりするなど備えを進めてください。

台風13号 最新の予想進路

気象庁によりますと、台風13号は7日午前9時には日本の南にあって、1時間におよそ25キロの速さで北北東へ進んでいます。

台風はやや発達しながら北上を続ける見込みで、8日にも東日本に接近し、上陸するおそれがあります。

台風周辺や台風本体の発達した雨雲により、東日本や北日本では9日にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるところがある見込みです。

特に、東京の伊豆諸島では7日夜から8日午前中にかけて発達した雨雲が次々と連なる「線状降水帯」が発生し、災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。

8日昼までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、

▽東海と伊豆諸島で250ミリ
▽関東甲信で150ミリと予想されています。

さらに、9日昼までの24時間には、

▽関東甲信で100ミリ~200ミリ
▽東北で100ミリ~150ミリ
▽東海と伊豆諸島で50ミリ~100ミリの雨が降る見込みで、

線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒し、高波や落雷、竜巻などの激しい突風に十分注意するよう呼びかけています。

きょうのうちに備え 交通影響にも注意

台風の接近に伴い雨や風が急激に強まるおそれがあります。

7日のうちにハザードマップで地域の災害の危険性や避難場所を確認したり備蓄の点検をしたりするなど、備えを進めてください。

また、台風の接近が週末と重なります。

交通機関などに影響が出る可能性もあることから最新の情報に注意するようにしてください。

伊豆諸島 新島では断続的な雨

台風13号の接近に伴い、東京の伊豆諸島では8日午前中にかけて発達した雨雲が次々と連なる「線状降水帯」が発生し災害の危険度が急激に高まるおそれがあり、このうち新島では断続的に雨が降っています。

新島村観光案内所の富田裕也さんが午前9時半ごろに海を撮影した映像では、風が強まっていることがわかります。

富田さんは「きのうは雨がすごかったですが、けさは晴れ間が見えることもありました。風は徐々に強くなっています。今夜くらいから台風の影響が出る予報なので、屋外にある飛んでしまいそうなものを片づけている人もいます。観光シーズンで観光客の姿も見られるので、なるべくそれてほしいです」と話していました。 』