スイス金融監督当局トップ辞任へ 「強いストレス」で

スイス金融監督当局トップ辞任へ 「強いストレス」で
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR0702P0X00C23A9000000/

『【パリ=北松円香】スイス金融市場監督機構(FINMA)は6日、ウルバン・アンゲルン最高経営責任者(CEO)が9月末に辞任すると発表した。「強く永続的なストレスによる健康への悪影響が生じた」(アンゲルン氏)ためとしている。

アンゲルン氏は2021年にFINMAのCEOに就任。金融機関大手UBSによるクレディ・スイス・グループの救済買収への対応に追われてきた。同氏の辞任後は現在の副CEOが臨時のCEOを務めるという。

FINMAは買収に伴いクレディ・スイスのAT1債を無価値にすると決め、同債券を保有していた各国投資家が強く反発した。金融当局としての監督責任も問われている。スイス連邦議会が設置したクレディ・スイスに関する調査委員会は、FINMAが同行を適切に監督していたかも調べている。』