マスク氏のStarlinkは日本との協業で進化している

北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:マスク氏のStarlinkは日本との協業で進化している
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『離島や山間部で衛星ブロードバンド回線「Starlink」をバックホール回線に用いた基地局の運用を開始、山小屋に同じくStarlinkを用いた公衆Wi-Fiサービスを展開するなど、SpaceXとの事業協力を進めるKDDIは、海上利用向けサービスのスタートに合わせて、メディア向けの説明会を開催した。
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今回あらためて説明されたKDDIの取り組みを見ていくと、まずはau基地局のバックホール回線としてのStarlinkの活用。

光ファイバーの敷設が困難な離島や山間部では携帯のエリア化が困難、もしくは従来の衛星通信回線経由では通信品質に限界があった。

しかし、Starlink回線を用いることで、低コストでかつ高速なサービスを実現。今後はSAを含む、5Gに対応したStarlink一体型の基地局を開発し、5G時代に向けた対応を進める。
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5Gは使用する設備にも「SA方5Gには使用する周波数帯以外に、設備にも「SA(スタンドアローン: stand-alone)方式」と「NSA(非スタンドアローン)方式」の2種類があり、SA方式は「単独型」という意味で、すべて設備が5G専用となるため、時間とコストがかかる。

しかし、SA方式であれば本来の5Gの特徴である超高速&大容量に加え、低遅延や多数同時接続なども可能となり、まさに本物の5Gを実現できるのだ。

これに対しNSA方式は「非単独型」という意味で、既存の4G LTEの設備を利用しているため、速度の向上は見込めるが、低遅延や多数同時接続は実現できない。

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KDDIは2022年12月から、Starlinkをau通信網のバックホール回線とした4G基地局の整備を進めてきたが、2023年8月26日技術検証が完了したため日本で初めて、岐阜県高山市丹生川町の乗鞍岳畳平バスターミナルにて、衛星ブロードバンドStarlinkをau通信網のバックホール回線として利用する5G基地局の運用を開始した。参照記事 

KDDIではこれまでもほぼ全世界で使える通信サービスとして、インマルサットやイリジウムの回線を提供してきた。

しかし、高軌道のインマルサットでは通信速度は遅く(数百kbps)、また料金も月数十万円クラスと利用の範囲は限定的だった。

これに対し、Starlinkは最大220Mbpsで一般的なインターネット利用と遜色なく、しかも安価な料金で提供される。
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イーロン・マスクは日本また、Starlink経由で5Gの低遅延を実現するためのカギとなるのが、衛星間での通信機能。

低軌道で1つの衛星がカバーする範囲があまり広くないStarlinkの場合、基地局が通信する衛星と、地上局が通信する衛星が異なるケースもありえる。

その際、通信衛星間で通信することで遅延を減らせるという。

KDDIとSpaceXの両社による共同検証で可能になった技術だ。参照記事から抜粋、、、、

この事だけ見ても、マスク氏が、米国以外でいち早く商業利用を日本で開始した理由になるだろう。

また、ロケットや宇宙開発、6G通信の実用化等の技術面や同盟関係の安定度、日本企業の資本力から見ても、マスク氏として提携したい先が日本で、実際、KDDIとの協業でスターリンクが進化していると筆者は見ている。

ウクライナを軍事支援する欧州とは無理でも、日本の民間企業であるKDDIとなら、積極的に実証実験をしても、マスク氏は中国から睨まれる事も無く、KDDIは、離島対策や災害時利用を理由に自衛隊向けに衛星通信でのソフト、ハードの開発で協力でき、ペンタゴンも暗黙に了解するだろう。

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事実、「KDDIは、2023年3月6日、災害発生時の早期通信復旧を目的に、海上自衛隊舞鶴地方隊 (所在地京都府舞鶴市、総監: 下 淳市)、第八管区海上保安本部 (所在地: 京都府舞鶴市、本部長: 榎本 雄太) と「海上自衛隊舞鶴地方隊、第八管区海上保安本部及びKDDI株式会社関西総支社の間の災害時における通信の確保のための相互協力に関する協定」(以下 本災害協定) を締結しました。なお、海上自衛隊、海上保安庁および通信事業者のそれぞれの地方機関による三者間協定は国内初となります。」という記事がある。参照記事 

この内容にスターリンクを含むのは間違いないだろう。
マスク氏は、ウクライナへのサービス開始後しばらくして、負担が大きすぎると述べたとの記事を読んだ記憶があるが、今も継続しているのは、NATO当たりが協力しているのではと思う。 』