BRICS首脳、「南」の役割強調 習氏は会合欠席
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR22CNY0S3A820C2000000/
※ 結局のところ、金融屋・投資屋が作った「造語」の一つに過ぎない…。
※ 実体なんて、どこにも無いんだ…。
※ そして、RもCも、肝心のその「有望な投資先」の地位から、滑り落ちている体たらくではな…。
『【ヨハネスブルク=木寺もも子】22日に南アフリカのヨハネスブルクで開幕したブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ(BRICS)首脳会議で、ビジネス会合に出席した首脳らは「グローバルサウス」と呼ばれる新興国・途上国の役割拡大を強調した。中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は会場に姿を見せなかった。
ビジネス会合には南アのラマポーザ大統領、インドのモディ首相、ブラジルのルラ大統領が出席した。国際刑事裁判所(ICC)の逮捕状が出ているため南アへの渡航を見送ったロシアのプーチン大統領はビデオ演説した。
習氏は国賓として南アを訪問し、22日にラマポーザ氏と会談していたが会合には出席せず、王文濤・商務相が声明を代読した。理由は明らかにされなかった。声明では新興国の経済的な台頭を強調し、BRICSのメンバー拡大に改めて意欲を示した。
プーチン氏は、国際決済における脱ドルは「後戻りすることのないプロセスだ」と主張した。欧米から金融制裁を受けているロシアは、現地通貨決済による新興国との貿易に力を入れている。
ラマポーザ氏は国際通貨基金(IMF)や世界銀行などを念頭に「途上国が直面する課題により機敏に対応できるよう、国際金融機関の抜本的な改革が必要だ」と指摘。ルラ氏はBRICS銀行と通称される新開発銀行(NDB、本部・上海)が主導的な役割を果たすことに期待を示した。
モディ氏はインドの改革やデジタル決済技術の進歩などに触れ、「インドは世界経済の成長エンジンになる」と強調した。
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柯 隆
東京財団政策研究所 主席研究員
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分析・考察
BRICSの経済は順調に成長していた時代、広く注目されていたが、今は、BRICSの時代は終わりつつある。
ロシアが入っているのは最大の問題であり、中国経済は急減速している。
Global Southという言葉は流行語のようになっているが、Global Southという枠組みがあるわけではない。
途上国、あるいは新興国のことだろうが、重要なのは、こういう意味不明の言葉を作るのではなく、これからの国際社会のルールをきちんと作り、みんながそれに従うことである。
2023年8月23日 7:38 』