まぁ、独り言なんで、軽く流して下さい。

まぁ、独り言なんで、軽く流して下さい。
http://blog.livedoor.jp/goldentail/archives/32214159.html

『「おたくのブログなんて、独り言のオンパレードだろ」というツッコミは、ともかくとして、客観性の欠片もない私感なんで、読んでもらえるだけで有り難いという意味です。終わりの見えた組織って、一つの特徴が出ますよね。顧客の都合や利便性を考えず、商品やサービスの購入をゴリ押しするという事です。点検中の顧客の自家用車に傷をつけたり、交換の必要の無い備品を換え、あまっさえ、実際に取り付けた備品よりも高額のモノを取り付けた事にして高額請求していたビッグモータースの件が判り易いです。

例のごとく、ネットサーフィンをしていたら、やたら押しの強いアフィリエイト広告が出てきたので、「こんな非常識な事をするのは、どこのバカだ」と見たら、楽天モバイルでした。楽天が先の見えない巨額の赤字を抱えている事は、皆さんもご存知だと思います。このブログでも、一回取り上げました。到底返済不可能な利率で、アメリカで社債を発行したんですよね。よっぽど、現金が必要だったのでしょうね。日本でも社債を発行しましたが、買ったのは身内の別法人と、個人的に楽天のCEOに恩義を感じているサイバーエージェントくらいでした。

まぁ、この会社は、マジで体育会系の体質らしく、三木谷CEOが「国際化だ。管理職以上は、社内で日本語禁止。英語で会議だ」とか言い出して、実際にやったみたいなんで、IT企業ですが、体質がガテン系です。楽天モバイル自体の構想は、なかなかに理屈が通っていて、ようはAmazonみたいな囲い込みを狙ったのですね。既に楽天経済圏というポイントを中心にしたマーケットを所有していた楽天グループは、その経済圏に顧客を囲い込む為に、敢えてモバイル事業に参入したわけです。考え方として、良い戦略だと思います。しかし、KDDIとNTTとソフトバンクでガチガチに固めた市場への新規参入は、やはり障壁が厚かったという事でしょう。

で、この記事を書く事になった楽天モバイルの暑苦しいアフィリエイト広告なんですが、いきなり音声再生が始まります。ネットで閲覧している人の環境は、様々ですから、最初は無音声で、興味が湧いたら音声再生に切り替えるのが常識だと思うのですが、有無を言わさず営業のマシンガン・トークが始まります。更に、再生を停止しても、こちらの意思を無視して、時間が経過すると、また再生されるのですね。結局、設定された回数をしゃべり終わるまで、何をしても無駄でした。アフィリエイト自体を消すボタンも無いし、強制的にページを開いた相手に広告を聞かせる仕組みですね。

この顧客の都合や心象を無視した営業というのは、終わっている組織の特徴です。財政的に苦しいのは判るのですが、顧客を集金の手段と見始めたら、サービス業は終わりです。他に代替手段が無いのであれば、ともかく、同価格帯で同じサービスを展開する他社があるのですから、ジリ貧になるのは目に見えています。今の時代、サービスを金額だけで評価する人は、さほど多くありません。逆に言えば、信用さえ得てしまえば、ポンと何千万もの運用を個人的に気に入った証券会社の営業に任せたりします。顧客に対して満足感を与えるかどうかが評価基準です。安い安いとがなり立てるだけでは、嫌われるだけですよ。しかも、強制的に営業トークを聞かせるなんぞ、常軌を逸しています。

楽天グループが、どうなるか判りませんが、楽天モバイルは終わったと、個人的に確信した、どうということもない一つの広告に関する感想です。まぁ、駄文ですね。』